この記事について

「第14回 1級キャリアコンサルティング技能検定 学科試験」

の解答解説を作成しました。

過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。

解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。

1記事5問ずつアップしています。

問36

正解:5

選択肢1:不適切

グループワークは行動機能だけでなく、感情や思考、相互作用など全人格的な働きかけを伴うものです。単に「場を活性化させる」ことだけがファシリテーターの役割ではありません。

選択肢2:不適切

グループワークの成長の鍵は、ファシリテーターから「与えられる」ことではなく、メンバー間の相互作用(グループダイナミクス)にあります。

選択肢3:不適切

ワークの内容やフェーズによっては、楽しさ(アイスブレイク等)やリラックスした雰囲気が必要な場面もあります。常に真剣であることだけが正解ではありません。

選択肢4:不適切

グループでは予期せぬ力動が起こります。当初の目標に固執しすぎると、メンバーの重要な気づきや変化を阻害する恐れがあります。

選択肢5:適切

ファシリテーターには、用意したプログラム(予測可能)と、その場で起こるメンバーの反応や相互作用(予測不可能)を統合し、学びを深める柔軟な姿勢が求められます。

問37

正解:3

選択肢1:適切

シェアリングを通じて他者の視点に触れることで、自分自身の捉え方を多角的に見直したり広げたりすることが期待されます。

選択肢2:適切

シェアリングの核心は、過去の出来事の回想ではなく、直前のエクササイズで生じた「今、ここ」の感情や感覚を言葉にすることです。

選択肢3:不適切

構成的グループ・エンカウンター(SGE)において、リーダー(指導者)は場の安全を確保し、シェアリングが深化するように適切に介入・促進する役割を担います。「参加者に任せきり」にするのは不適切です。

選択肢4:適切

全体での共有だけでなく、ペアや小グループなど、人数を変えて行うことで、話しやすさや得られる気づきの質を変化させることができます。

選択肢5:適切

自分の思いを話し、他者の体験を聴くプロセスは、自己への気づきと他者への受容を同時に促進します。

問38

正解:5

選択肢1:不適切

カウンセリングの継続には、プライバシーが守られ、心理的な安全が確保された一定の「枠組み(フレーム)」が必要です。喫茶店などの落ち着かない場所は、専門的な相談場面としては不適切です。

選択肢2:不適切

面接時間は「あらかじめ決めておく(例:50分)」ことが原則です。回ごとに時間が変動すると、クライエントの依存を招いたり、終結へのプロセスが曖昧になったりします。

選択肢3:不適切

曜日、時間、頻度などを固定することは、相談生活の安定と、カウンセリングという特別な関係性を維持するための重要な構造(カウンセリング・セット)となります。

選択肢4:不適切

毎回同じ部屋、同じ環境で行うことは、クライエントに安心感を与え、前回の続きを話しやすくする効果があります。

選択肢5:適切

偶然の出会い(街中や廊下等)では、守秘義務の観点や、日常の場にカウンセリングの枠組みを持ち込まない観点から、深い挨拶や面談内容の話は控えるのがエチケットです。

問39

正解:1

選択肢1:適切

カウンセリング目標はクライエントとカウンセラーが合意して設定するものであり、共に取り組む同盟関係(作業同盟)を明示することは、信頼と意欲を高めます。

選択肢2:不適切

高すぎる目標(到達不可能)は、かえって無力感や挫折感を招きます。実現可能性があり、かつ挑戦しがいのあるレベル(スモールステップ)を設定するのが効果的です。

選択肢3:不適切

目標共有(アグリーメント)は必須です。目指す方向がズレていると、支援の効果が上がらないばかりか、クライエントに不利益を与えることになります。

選択肢4:不適切

方策の実行中であっても、状況の変化や新たな気づきがあれば、柔軟に目標を再検討・修正(リ・コントラクト)することが可能です。

選択肢5:不適切

目標達成には、変化に伴う代償(デメリットやリスク)も伴います。これらをあらかじめ検討しておくことで、実行への迷いを減らし、確実な行動に繋げることができます。

問40

正解:2

選択肢1:不適切

GATBは制限時間内に正確に回答する検査であり、検査の種類によっては解答順序が指定されているものがあります。形態照合検査においても、指示通りの手順で進めることが標準化された手続きです。

選択肢2:適切

YG性格検査は、ギルフォードの性格検査をベースに、矢田部達郎らが日本の文化に合わせて標準化した、国内で広く普及している性格検査です。

選択肢3:不適切

VRT(職業レディネス・テスト)は、主に中高生を対象に、職業への「興味(ホランド理論ベース)」や「自信(自己効力感)」を把握するためのものです。

選択肢4:不適切

OHBYカードは、約140種類の職業情報をカード化したもので、中学生などの若年層が自己理解や仕事理解を深めるために用います。記述にある「能力水準を行動ベースで整理」したものはジョブカード等の概念に近いです。

選択肢5:不適切

キャリア・インサイト(統合的キャリアガイダンスシステム)において、MC(ミドル・シニア)コースでも性格・傾向チェック等のアセスメントは含まれています。むしろMCコースの方がこれまでのキャリアの振り返りや適応に関する項目が充実しています。

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