シャインの「キャリア発達段階(キャリア・サイクル)」を、キャリア後期の分岐も含めた全9段階(10分類)の完全な形で整理しました。
| 1 | 成長、幻想、探索 | 0〜21歳頃 | 職業への夢やイメージを抱き、教育を通じて自身の能力や興味を探求・発見する。 |
| 2 | 仕事の世界への参入 | 16〜25歳頃 | 労働市場に入り、採用プロセス等を経て最初の職務や組織を選択・開始する。 |
| 3 | 基本訓練 | 16〜25歳頃 | 組織の文化や規範を学び、メンバーシップを確立する(入社初期のリアリティショックへの対処)。 |
| 4 | 正社員化(初期キャリア) | 17〜30歳頃 | 一人前のメンバーとして認められ、実質的な仕事を担う。自己の強み・弱みや能力を自覚し始める(アンカーの形成期)。 |
| 5 | 正社員化(中期キャリア) | 25歳以降 | 専門性を高め、長期的な業績を上げる。組織における自らの位置づけや専門領域を確立する。 |
| 6 | キャリア中期の危機 | 35〜45歳頃 | 自分の限界や進路を再評価する。「現状維持か、転換か」などの葛藤を経験し、目標を再定義する。 |
| 7-A | 非指導者役にあるキャリア後期 | 40歳〜引退 | 管理職ではなく専門家やプレイヤーとして貢献する。権力の低下を受け入れ、助言者や専門的貢献者としての役割を果たす。 |
| 7-B | 指導者役にあるキャリア後期 | 40歳〜引退 | 組織のリーダーや管理者として高い責任を担う。組織の長期的繁栄を目指し、後進の選抜・育成(メンタリング)に力を注ぐ。 |
| 8 | 衰え及び離脱 | 40歳〜引退 | 仕事への関与や影響力が徐々に減少し、引退に向けて組織での役割を小さくしていく(離脱の準備)。 |
| 9 | 引退 | 引退後 | 組織の仕事から完全に離れ、家庭・地域社会・個人としての人生に集中する。 |