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第32回 国家資格キャリアコンサルタント試験 解説を作成しました。

過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。

解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。

問1

正解:2

AIの職場導入による働き方への影響等に関する調査(労働者 Web アンケート)結果

選択肢1:不適切

独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査結果において、生成AIを利用している労働者の具体的な活用方法としては、「資料や文章の原案作成」や「文章等の修正・編集・校正・要約」の割合が高く、「アイデアの検討・改良」がこれらを上回るという記述は不適切です

選択肢2:適切

AI利用者のうち、AI利用前後における「仕事の楽しさ」や「仕事を通じて感じる活力」といった仕事の質(肯定的な変化)について、「高まった/増加した」と肯定的に捉える人の割合は、「低下した/減少した」等の否定的な割合を上回っています

選択肢3:不適切

求職活動にAIを利用している求職者は、「準備の効率化」だけでなく、「求職活動のストレス軽減」についても効果を肯定的に感じている傾向が示されています

選択肢4:不適切

AI使用企業の労働者やAI利用者の方が、賃金増加などの好影響に対して肯定的な期待感を持つ傾向があります。

問2

正解:2

選択肢1:不適切

職業能力開発促進法第2条第5項において、キャリアコンサルティングとは「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」と定義されています。「選択肢をともに取りまとめること」という定義ではありません

選択肢2:適切

職業能力開発促進法第10条の3等において、事業主は「労働者の求めに応じてキャリアコンサルティングの機会を確保すること、その他の援助を行うこと」などの必要な措置を講ずるよう努めなければならないと規定されています

選択肢3:不適切

同法では事業主に対してキャリアコンサルティングの機会確保等の配慮・援助義務を規定していますが、「キャリアコンサルタントを活用しなければならない」という直接的な義務規定までは定められていません

選択肢4:不適切

キャリアコンサルタントは「名称独占」資格であり(第30条の28等)、資格を持たない者がキャリアコンサルティングの業務を行ってはならないとする「業務独占」資格ではありません

問3

正解:2

「経済社会情勢の変化に対応したキャリアコンサルティングの実現に関する研究会報告書」(厚生労働省、令和8年1月)

選択肢1:適切

「経済社会情勢の変化に対応したキャリアコンサルティングの実現に関する研究会報告書」(令和8年1月)では、活動領域の拡大(企業、需給調整機関、学校、行政機関等)に伴い、各領域に応じた専門性の向上が求められていると示されています。(P2)

選択肢2:不適切

キャリアコンサルティングでは、コンサルタントが直接的な解を与える「解決型」の支援ではなく、労働者が自身の職業人生において目指す姿、将来ありたい姿を自ら設定し、その実現のために必要な職業・職務の選択や能力開発などの課題を明らかにした上で、課題の達成に向けて取り組み、最終的には労働者が自らキャリアを形成する力、自分を継続的に高め続ける力を身につけることを支援する「開発型」の支援を行うことが求められる。としています。(P3)

選択肢3:適切

労働者が自らキャリアを形成する力を身につけることをめざす「開発型」の支援にあたっては、様々な情報を活用して、相談者の自己理解・仕事理解・環境理解を促進する支援を行うことが必要である。としています。(P3)

選択肢4:適切

キャリアコンサルタントには、AI等のデジタルツールを活用して情報を収集・分析する能力に加え、AIが提示する情報の正確性や妥当性を見極める能力や、倫理面の問題が生じない形でAIをキャリアコンサルティングの質を高める支援ツールとして効果的に活用する能力が求められる。としています。(P5)

問4

正解:4

選択肢1:適切

サビカス(Savickas, M. L.)のキャリア・アダプタビリティを構成する4つのC(関心:Concern、統制:Control、好奇心:Curiosity、自信:Confidence)のうち、自らの未来・キャリアに対する「関心(Concern)」に該当します

選択肢2:適切

キャリア・アダプタビリティの構成要素である「統制(Control)」であり、自分の職業上の未来を自らコントロール・自己決定している状態を指します

選択肢3:適切

キャリア・アダプタビリティの構成要素である「好奇心(Curiosity)」であり、様々な可能性や未来のシナリオを探求・体験しようとする姿勢を指します

選択肢4:不適切

サビカスのキャリア・アダプタビリティの4つのCは「関心(Concern)」「統制(Control)」「好奇心(Curiosity)」「自信(Confidence)」であり、「援助(Assistance)」は含まれません。転機を乗り越えるための資源(4S:状況、自分、支援、戦略)を評価する理論はシュロスバーグ(Schlossberg, N. K.)のものです

問5

正解:3

選択肢1:不適切

シャイン(Schein, E. H.)のキャリア・アンカーは、実際の就業経験(通常5〜10年程度)を経て形成・認識されるものであり、就業前の段階や「キャリア初期の発達課題」で把握できるものではありません

選択肢2:不適切

キャリア・アンカーとは「自他ともに認める才能や能力(得意なこと)」「動機や欲求(やりたいこと)」「意味や価値観(価値を感じること)」の3つの領域が重なった部分に形成される自己概念です。「性格」そのものを指すわけではありません

選択肢3:適切

シャインはキャリア・アンカーを「自分が何を望み、何が得意で、何を価値あることと感じているか」についてのキャリアにおける自己概念(セルフ・イメージ)であると定義しています

選択肢4:不適切

シャインが提唱したキャリア・アンカーは「8つのタイプ(専門・機能的コンピタンス、全般管理コンピタンス、自律・独立、保障・安定、起業家精神、奉仕・社会貢献、純粋な挑戦、生活様式)」に整理されており、後に「4つに集約された」という事実はありません

国家試験 第32回 解説リンク集

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