第32回 国家資格キャリアコンルタント試験 学科試験 解答(問11〜15)
この記事について
第32回 国家資格キャリアコンサルタント試験 解説を作成しました。
過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。
解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。
問11
正解:3
選択肢1:適切
家族療法やシステム論における「円環的因果律」の説明です。原因と結果が一方通行(直線的)ではなく、メンバー間の相互作用が循環して問題が維持されていると捉えます。
選択肢2:適切
ベイトソン(Bateson, G.)らが提唱した「ダブルバインド(二重拘束)」の説明です。言語メッセージと非言語メッセージなどが矛盾しており、応答に困惑・混乱する状況を指します。
選択肢3:不適切
「リフレーミング」とは、クライエントの発言や状況に対する「視点や枠組み(フレーム)」を変えることで、異なる肯定的な意味づけを行う技法です。単に「褒めたり、ねぎらったりすること」ではありません。
選択肢4:適切
「ジェノグラム(家族樹形図)」に関する適切な記述です。3世代以上の家族関係や状況を図式化し、システムとしての家族構造や歴史の理解に役立てます。
問12
正解:2
選択肢1:不適切
ジョブ・カードの職務経歴シートは、求職者に限らず、在職者(社会人)や学生など自身のキャリア振り返り・棚卸しを行うすべての人に活用されます。
選択肢2:適切
これまでの実務経験や担ってきた役割・成果を職務経歴シートで棚卸し・整理することで、キャリア・プランシートを作成する際の具体的な根拠となり、プランの実現性や具体性を高めるのに役立ちます。
選択肢3:不適切
ジョブ・カード(職務経歴シート等)は、就職・転職活動における応募書類(職務経歴書等の代用・補足資料)として有効に活用することができます。
選択肢4:不適切
職務経歴の棚卸しにおいては、正社員歴のみならず、パート・アルバイト、派遣社員、契約社員などのあらゆる雇用形態や実務経験を対象として整理することが望ましいとされています。
問13
正解:4
選択肢1:不適切
「職業実践力育成プログラム(BP)」は、大学等における実践的・専門的な社会人向けプログラムを「文部科学大臣」が認定する制度です(厚生労働大臣ではありません)。
選択肢2:不適切
「第四次産業革命スキル習得講座認定制度(Re lists/Reスキル講座)」は、IT・データサイエンス等の専門的・実践的な教育訓練講座を「経済産業大臣」が認定する制度です(厚生労働大臣ではありません)。
選択肢3:不適切
「マナパス」は文部科学省が開設した社会人の学びを応援するポータルサイトで、正規課程(学位が取得できるコース)も含め、多様な大学等の学びのプログラム情報が掲載・検索できるようになっています。
選択肢4:適切
「マナビDX」は、デジタルに関する知識・スキルを身につけるためのポータルサイトであり、経済産業省やIPA(情報処理推進機構)が策定したスキル標準(DSS-P等)に対応した講座を検索・学習できます。
問14
正解:4
選択肢1:不適切
教育訓練給付制度は、主体的な能力開発に取り組む「労働者(個人)」に対して給付金を支給する制度です。事業主に対して支給されるものではありません。
選択肢2:不適切
教育訓練給付制度は、在職者だけでなく、離職者(離職後1年以内等)も要件を満たせば支給対象となります。
選択肢3:不適切
支給対象となるには、雇用保険の支給要件期間(初回受給の場合は1年以上や2年以上など、給付の種類に応じた一定の期間)を満たしている必要があります。
選択肢4:適切
専門実践教育訓練給付や特定一般教育訓練給付などでは、受講・修了後に指定の資格を取得し、一定期間内に就職・入社するなどの要件(追加支給要件)を満たすことで給付率(給付割合)が引き上げられます。
問15
正解:2
選択肢1:不適切
「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」は、正社員のみならず、多様な雇用形態(非正規雇用等)の労働者や、労働者個人の多様なキャリアパス・キャリア自律を念頭において提示されています。
選択肢2:適切
本ガイドラインでは、労働者のキャリア自律と企業の生産性向上の両立に向け、労使(事業者と労働者)が主体的かつ協働して学び・学び直しに取り組む重要性が示されています。
選択肢3:不適切
ガイドライン内では、現場で労働者を直接支援・育成する「管理職(上司)」の果たす役割や支援についても明確に言及されています。
選択肢4:不適切
本ガイドラインには、企業内の取り組みだけでなく、人材開発支援助成金や各種教育訓練給付金などの「公的支援策」の積極的な活用や周知についても盛り込まれています。
国家試験 第32回 解説リンク集
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