この記事について

2025年度後期の第35回キャリアコンサルティング技能検定2級では、学科試験に合格したものの、実技試験は不合格でした。

面接試験では、基本的態度、関係構築力、問題把握力、具体的展開力のすべてが合格基準に届きませんでした。

悔しさはありましたが、このまま終わりたくありません。

この記事では、次の試験への再挑戦に向けて始めたことを記録します。

再挑戦に向けて始めた2つのこと

再挑戦に向けて始めたことは、大きく分けて2つあります。

1つ目は、実際のキャリア相談を担当することです。

2つ目は、キャリア理論を原典から学び直すことです。

どちらも、試験に合格するためだけではありません。

面談を通してクライエントを理解し、よりよい支援ができるようになるために必要なことだと考えました。

実際のキャリア相談を担当する

これまでは、試験対策としてのロールプレイを中心に練習してきました。

しかし、決められた時間やケースを意識するあまり、クライエントを理解することよりも、試験で評価される面談の進め方に意識が向いていたように思います。

そこで、ロールプレイだけでなく、実際のキャリア相談を担当することにしました。

1時間の面談を通して、自分がクライエントとどのように向き合うのかを振り返り、自分に足りないものを理解したいと考えたからです。

幸いなことに、私へ相談したいと言ってくださる方が数人いらっしゃり、この時点で3回ほど面談を行いました。継続して相談したいという希望もいただきました。

実際の相談では、試験のように決められた時間内で答えを出すことが目的ではありません。

クライエントが何に悩み、どのような思いを抱えているのか。その人のペースに合わせて、丁寧に聴く必要があります。

自分の研鑽のためだけに面談を行うのではなく、目の前のクライエントに責任を持って向き合いたいと思います。

キャリア理論を原典から学ぶ

もう一つ始めたことが、理論家自身の著書を読むことです。

キャリアコンサルタント試験の勉強では、理論家の名前や理論の概要を覚えることが中心になっていました。

しかし、それだけでは、実際の相談で理論をどのように生かせばよいのか、十分に理解できていませんでした。

そこで、理論を試験のための知識ではなく、面談で活用できる知識として学び直すことにしました。

まずは、組織で働く人のキャリアを考えるうえで重要だと思い、エドガー・H・シャインの著書を集中的に読み始めました。

シャインのキャリア・アンカーについて学ぶと、自分が仕事をするうえで何を大切にしているのか、本人も気づいていないことがあると分かります。

仕事で感じる違和感やストレスの背景に、自分が大切にしている価値観と、現在の働き方とのずれがあるかもしれません。

その背景を理解できれば、悩みへの向き合い方や、支援の方法も変わってくると思います。

シャインのほかにも、ブリッジズ、クランボルツ、エリクソン、サビカスなどの本を用意しました。

まだ読めていない本も多いため、計画的に読み進め、学んだ内容をブログでも紹介していきたいです。

ロールプレイと論述対策も続ける

受検申請後は、面接試験に向けたロールプレイも徐々に再開する予定です。

周囲に2級試験の受検者がいないため、前回と同じようにオンラインを中心に練習します。

前回の反省を踏まえ、決まった型へクライエントを当てはめないことを意識します。

クライエントを攻略する対象として見るのではなく、一人の悩みを抱えた人として向き合うこと。その人が何を感じ、何を大切にしているのかを理解することを目指します。

論述試験については、過去問題を1日1題程度、繰り返し解く予定です。

第35回試験でも効果を感じたため、基本的な勉強方法は変えません。

時間内に必要な内容を書き切るだけでなく、急いでも読みやすい文字を書けるように練習したいと思います。

自分らしい面談を目指して

初めての試験では、クライエントの反応や、面談を進めることに意識が向き、悩みの背景を十分に聴けませんでした。

次の試験では、試験対策として身につけた型を再現するのではなく、目の前のクライエントを理解することを大切にしたいです。

実際のキャリア相談と理論の学びを通して、自分に足りないものを見つめ直していきます。

次回は、もっとキャリアコンサルタントらしく、そして自分らしい面談ができるように、再挑戦へ向けて取り組みます。

この取り組みを経て受検した、2回目の試験結果は次の記事で振り返っています。

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