この記事について

サビカス キャリア・カウンセリング理論(<自己構成>によるライフデザインアプローチ)から引用し自分なりにまとめています。

ナラティブ・カウンセリング

サビカスのナラティブ・カウンセリングは、「語りを通してキャリアの意味を再構成し、次の行動につなげる」というアプローチをします。

このカウンセリングは演劇の3幕劇に似ていて、以下のような3部構成になっています。

第1幕 登場人物の紹介

第2幕 葛藤、真実の理解、新しい理解

第3幕 新しい理解による変化

第1幕 登場人物の紹介

キャリアストーリーを語ってもらう
まず、これまでの経験、印象的な出来事、転機、価値観などを自由に語ってもらい、クライエントの物語を集めます。

https://shasha-blog.com/2026-5-11

マイクロナラティブを拾う
個別の小さなエピソードを丁寧に見て、繰り返し出てくる関心、対人関係のパターン、困難への向き合い方を確認します。

https://shasha-blog.com/2026-5-7
https://shasha-blog.com/2026-5-9

第2幕 葛藤、真実の理解、新しい理解

テーマを抽出する
それらのエピソードをつなぎ、人生や仕事に共通する「テーマ」を見つけます。ここで、点在する話を一本の筋にまとめます。

マクロナラティブへ再構成する
小さな物語を統合して、より大きな自己物語として再編成します。サビカスでは、この再構成によって「私はどういう人か」「何を大切にして生きるか」が見えてくると考えます。

第3幕 新しい理解による変化

キャリアの意味づけを行う
再構成した物語から、職業的パーソナリティやキャリア適応性、今後の方向性を意味づけします。

次の行動に落とし込む
最後に、その物語に沿った行動計画を立て、今後の選択や実践につなげます。単なる内省で終わらせず、行動可能な形にするのが重要です。

まとめ

サビカスの流れは、語る → 小さな経験を拾う → テーマを見つける → 大きな物語にまとめる → 将来の行動に結びつける、という流れでカウンセリングを進めます。