この記事について
令和5年度能力開発基本調査の全項目について、過去2年度の数値とともにまとめました。
企業調査
1. OFFJTおよび自己啓発支援に支出した費用
指標 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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支出企業率 | 54.6% | 50.3% | 50.5% |
OFF-JT平均支出額/人 | 1.5万円 | 1.3万円 | 1.2万円 |
自己啓発支援平均支出額/人 | 0.3万円 | 0.3万円 | 0.3万円 |
未実施理由TOP3: 1.予算不足 2.効果測定困難 3.労働者ニーズ低い
2. 事業内職業能力開発計画および職業能力開発推進者
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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全事業所で計画作成 | 14.8% | 14.5% | 14.8% |
全事業所で推進者選任 | 11.4% | 11.0% | 11.4% |
未作成理由TOP3: 1.必要性を感じない 2.作成ノウハウ不足 3.人的リソース不足
3. 教育訓練休暇制度および教育訓練短時間勤務制度の導入状況
制度 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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休暇制度導入率 | 8.0% | 7.4% | 9.7% |
短時間勤務制度導入率 | 7.1% | 6.3% | 7.5% |
未導入理由TOP3: 1.代替要員確保困難 2.制度認知不足 3.労働者要望なし
事業所調査
4. 教育訓練の実施に関する事項
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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計画的OJT実施率(正社員) | 60.6% | 60.2% | 59.1% |
計画的OJT実施率(非正規) | 23.2% | 23.9% | 25.2% |
5. 能力開発や人材育成について
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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問題あり | 79.8% | 80.2% | 76.4% |
主な問題TOP3: 1.指導する人材の不足 2.人材育成を行う時間がない 3.育成を行うための金銭的余裕がない
6. 労働者のキャリア形成支援について
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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キャリアコンサルティング実施(正社員) | 41.6% | 45.2% | 41.8% |
キャリアコンサルティング実施(非正規) | 24.7% | 29.6% | 29.6% |
未実施理由TOP3: 1.専門人材不足 2.予算不足 3.効果不明瞭
7. 労働者の職業能力評価について
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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能力評価実施率 | 80.8% | 79.8% | 80.1% |
8. 技能の継承について
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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問題あり | 59.7% | 59.3% | 57.5% |
主な問題TOP3: 1.若年層の技能レベルの向上が進まない 2.技能を継承する人材の確保が難しい 3.技能を教える側の余裕がない
個人調査
9. 能力・スキルについて
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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現在の仕事に必要な知識等を持っている | 72.0% | 71.5% | 72.7% |
10. 会社を通して受講した教育訓練について
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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OFF-JT受講率 | 34.3% | 33.3% | 30.2% |
11. 自己啓発について
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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自己啓発実施率 | 34.4% | 34.7% | 36.0% |
未実施理由TOP3: 1.仕事が忙しくて時間がない 2.費用がかかりすぎる 3.どのようなコースが自分の目指すキャリアに適切なのかわからない
12. これからの職業生活設計について
項目 | 令和5年度 | 令和4年度 | 令和3年度 |
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不安を感じる | 63.8% | 63.8% | 62.5% |
主な不安理由TOP3: 1.年齢に応じた能力開発の機会が少ない 2.キャリアコンサルティングの機会が少ない 3.自分の能力・適性が分からない