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Web3関係の専門用語まとめ

この記事について

「Web3とDAO」に出てくる専門用語を一覧にまとめました。

わからない用語があった時には、こちらを参照してもらえると読みやすくなります。

専門用語の解説

専門用語が多数出てくるので整理するために、一覧にまとめました。

主に、ChatGPTや、perplexityで調べたものを引用し、まとめました。

Web3

Web3は、ブロックチェーン技術を活用した分散型インターネットの新しい形態を指します。詳しくは、別記事で書いていますので、そちらを参照してください。

DAO

DAOとは、Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)の略称で、特定の所有者や管理者が存在せず、参加者同士の投票で意思決定し、事業やプロジェクトを推進する組織のことです。

年齢、国籍、性別、能力に関係なく、誰でも参加することができ、組織の意思決定や利益配分にトークンが活用されます。

DAOは、ブロックチェーン技術を使った、スマートコントラクトを活用し、自動的に契約を履行する仕組みを持っています。

また、ブロックチェーン上のルールやプログラムが公開されており、誰もが閲覧可能です。

トランザクション

トランザクションとは、分割できない一連の処理単位を指し、主にコンピュータシステムやデータベース管理において重要な概念です。

この本の中では、ブロックチェーンに書き込むデータのようなものと表現されていました。

ブロックチェーン上で行われる取引や操作を表す記録で、ビットコインの場合、主に送金情報などのことを言うようです。

トランザクションは以下の4つの特性を持ちます。

  • 原子性 (Atomicity): 処理が完全に実行されるか、全く実行されないか
  • 一貫性 (Consistency): データベースの整合性を保つ
  • 独立性 (Isolation): 複数のトランザクションが互いに影響を与えない
  • 永続性 (Durability): 完了したトランザクションの結果が失われない

スマートコントラクト

スマートコントラクトは、「自動的に実行される約束」のようなものです。

コンピューター上で動作するプログラムとして作られています。

決められた条件が満たされると、人が介入しなくても自動的に契約が実行されます。

そして、ブロックチェーン技術を使っているので、一度作られた契約を勝手に変更するのは難しいです。

スマートコントラクトを使うと、人間が介在しないので手続きが速くなったり、ミスが減ったりするメリットがあります。

これからの労働力不足という背景に、どんどん増えていきそうですね。

例えば、自動販売機をイメージしてみましょう。お金を入れて商品のボタンを押すと、自動的に商品が出てきますよね。これと同じように、スマートコントラクトは「もし〇〇なら、××する」というルールをプログラムで設定し、条件が満たされると自動的に実行されるのです。

perplexityより引用

マイニング

暗号通貨(例:ビットコインやイーサリアム)では、マイニングはトランザクションを検証し、新しいブロックをブロックチェーンに追加するプロセスを指します。このプロセスには、コンピュータが複雑な数学的計算(ハッシュ計算)を行い、正しい解を見つける必要があります。

簡単に言うと「コンピュータを使って仕事をして報酬をもらうこと」です。

ビットコインなどのデータがちゃんと安全に管理されるように、みんなの取引を記録する「帳簿(トランザクション)」を作り、取引が正しいかチェックし、帳簿に記入する作業です。

帳簿に記入するには、難解な問題を解く必要があって、その問題を1番に解いた人が、報酬をもらえる仕組みになっています。

プロトコル

「プロトコル」という言葉は、一言で言うと「約束ごと」や「ルール」という意味です。コンピュータやネットワークの世界では、情報をやり取りするための決まり事を指します。

コンピュータの共通言語のような役割を果たし、異なるデバイスやシステム間でのスムーズな通信を可能にする重要な要素です。

トークン

トークン」とは、簡単に言うと「デジタルな証明書」や「特定の価値を表すもの」です。ブロックチェーンや暗号通貨、Web3の世界では特に重要な概念です。

トークンにはその用途によりいくつかの種類があります。

暗号通貨トークン

デジタルなお金のようなもので、支払いに使ったり、貯めたり、送ったりできます。ビットコインなどがそれに当たります。

ユーティリティトークン

サービスやアプリの中で使えるトークンで、特定のアプリやサービスで、アイテムを買ったり、特典を使ったりすることに使用します。

ガバナンストークン

みんなでルールを決めるための「投票券」のようなもので、トークンを持っている人が「投票」に参加できます。

トークンを持っている量で投票数が決まったりするなど、そのDAOによって投票のルールが異なります。

NFT(非代替性トークン)

「これは世界に1つだけ」というデジタル証明書のこと。デジタルのギャランティカードのようなものとも言えます。

コレクションとして持ったり、売買したり、ゲーム内で使ったりと様々なNFTがあります。

クリプト

クリプトは、暗号技術を基盤としたデジタル資産の総称です。

クリプトと仮想通貨の間に本質的な違いはなく、クリプトは仮想通貨を含む、より広い概念を指す用語です。

ウォレット

Web3ウォレットは、Web3空間にアクセスするためのデジタルプラットフォームです。

従来の金融システムやWeb2サービスとは異なり、ユーザーに直接的なデータ管理と資産コントロールを提供します。

秘密鍵という実印のようなものと、署名を使用して認証を行います。

秘密鍵を紛失すると、認証は不可能となるので、すごく重要なものになります。

これを紛失して、永遠にその資産にアクセスできなくなることもあるようです。

DeFi

DeFi(Decentralized Finance:分散型金融)は、ブロックチェーン技術を利用して構築された、中央管理者を必要としない金融システムです。

従来の金融システムを変革し、より開かれた金融エコシステムの構築を目指しています。

オープンソース

オープンソース(Open Source)とは、ソースコードを無償で公開し、誰でも自由に利用、改変、再配布できるソフトウェアのことです。

代表的なオープンソースソフトウェアには、Linux(OS)、MySQL(データベース)、Firefox(Webブラウザ)、Java、Python(プログラミング言語)などがあります。

オープンソースソフトウェアは、企業のIT開発やシステム構築においても重要な役割を果たしており、コスト削減や柔軟なカスタマイズが可能という利点があります。

まとめ

聞いたことのない言葉に、一度確認しただけでは、覚えきれません。

こうやって、ブログにまとめることで、少しずつ自分の知識として定着するので一石二鳥かなと思います。

マイニングという言葉は数年前からビットコイン関連で聞いていましたが、「半減期とかマイニングとか、意味わからん。」って無視していました。

ですが、今回、この本を読んで、その意味が理解できました。

初見では難しい概念などもありますが、これから先、知っておくべき知識だと感じます。