この記事について
2024年12月30日となりました。
今年読んだ本の一覧を整理しながら、当時を振り返ろうと思います。
1月から6月の上半期分を振り返ります。
1月
- 煩悩: 百八つの怒り・欲望・悩みはこんなにも奥深い
松原哲明(著)
図書館 - なぜ銅の剣までしか売らないんですか?
エフ(著)
オーディブル - 歴史の大局を見渡す
ウィル・デュラント (著), アリエル・デュラント (著)
オーディブル - 眠れなくなるほと面白い糖質の話
牧田善二 (著)
オーディブル - 生きるとか死ぬとか父親とか
ジェーン・スー (著)
オーディブル
1月読書の感想
紙の本が1冊だけで、他は全てオーディブルでの読書となっていました。
「なぜ銅の剣までしか売らないんですか?」は、商売の裏側をドラクエの世界から暴露する話でした。
「生きるとか死ぬとか父親とか」は、娘視点での父親との話で、世話の焼ける父親だけども、なんだかんだで世話をしてしまう娘のほっこりした物語でした。
「煩悩」は、当時、職場でイライラすることがあり、このイライラをどうにかしたいと思い飛びついた本でした。自分の怒りの分析ができて有意義であったことを覚えています。
他の2冊は、オーディブルで教養書やビジネス書のような知識系の内容であったため、ほとんど頭に残っていません。
せっかく時間を割いて読んだ(聞いた)のにもったいない。
オーディブルでは、きっと小説系の作品の方が頭に残るのではないかと推測します。
2月
- 超週間術
メンタリストDaiGo (著)
オーディブル - 睡眠こそ最強の解決策
マシュー・ウォーカー(著)
紙の本を購入 - 天才読書
山崎 良兵(著)
図書館 - 危機と人類 上
ジャレド・ダイアモンド(著)
図書館 - optionB
アダム・グラント(著)シェリル・サンドバーグ(著)
ブックカフェ - 脳の闇
中野 信子(著)
オーディブル
2月読書の感想
2月も2冊オーディブルで教養書やビジネス書を聞いていますが、印象に無いです。読んでないと同義です。
「睡眠こそ最強の解決策」は、睡眠の大事さを理解できる1冊でした。睡眠不足の恐ろしさや、適正睡眠が7時間以上必要という自分の睡眠の概念を覆した1冊でした。
「天才読書」は、著名人のおすすめ本の一覧が要約された本で、紹介された本を読もうと思って、「危機と人類」を読むことにしました。ですが、それ以降は、このおすすめぼんに手とつけることはできませんでした。
「危機と人類」は、人類の危機に着目し、どのようにその危機を乗り越えたかという部分い焦点を当てた作品です。危機に対する対応の仕方などを学べます。
「optionB」は、うる覚えですが、計画には常に2つ目の用意しておけ。という人生戦略が書かれた本だったと思います。内容をしっかり覚えていないのが残念。おそらく、ブックカフェで斜め読みしたことが原因かと思います。
3月
- チーズはどこへ消えた?
スペンサー・ジョンソン(著)
ブックカフェ - キルケゴールの教え
堤久美子(著)
ブックカフェ - 続ける思考
井上新八(著)
オーディブル - 心を掴む文章の書き方
櫻井 秀勲(著)
ブックカフェ
3月読書の感想
「チーズはどこへ消えた?」、チャレンジすることの重要性を教えてくれるお話でした。
「キルケゴールの教え」は、ブックカフェで斜め読みして、絶望が4タイプ示されていて、自分に当てはまる絶望は「可能性の絶望」であった。なんとなく、自分とリンクするところがあって興味深かったです。
他の2冊については、印象がない。おそらくブックカフェとオーディブルだと思うけども、印象がなさすぎて覚えていない。やはり、アウトプットしないと読書は無駄になると思いました。
4月
- 決定力
チップ・ハース(著)ダン・ハース(著)
オーディブル - 人はどごまで合理的か
スティーブン・ピンカー(著)
オーディブルorブックカフェ - 影響力の武器
ロバート・B・チャルディーニ(著)
図書館
4月読書の感想
4月は少なく3冊の読書。
「影響力の武器」は、印象から人を自分が望む選択をさせる手法が書いてあり、処世術として必要なテクニックが多い1冊だと感じた。これは、紙の本で所有して時々開いて、知識を補充すると良いと感じた。
他の作品については、覚えがない。本当に読んだのだろうか?というくらい何も覚えていない。残念。
5月
- シュレディンガーの哲学する猫
竹内薫 (著), 竹内さなみ (著)
図書館 - 限りある時間の使い方
オリバー・バークマン(著)
紙の本購入 - ずっとやりたかったことを、やりなさい。
ジュリア・キャメロン (著)
図書館
5月読書の感想
4月までで、オーディブルを解約したため、5月からオーディブルはなくなり、基本、図書館で借りて、ない場合は買うというスタイルになった。
「シュレディンガーの哲学する猫」は、小説形式で、猫にニーチェなどの偉人(哲学者)が憑依し、飼い主に知恵を与えてくれるというお話。映像で頭の中に残っていて、特に、うなぎ弁当を無駄にしたシーンは印象的だった。あまりに、濃く印象に残っているのでオーディブルでの読書かと思ったくらいだ。
「限りある時間の使い方」は、2024年の読書でベスト5に入るくらい勉強になった本だと思う。時間の捉え方を変えてくれて、詰め込むのではなく、選別するということに重点をおいた教えが書かれていた。何度も読み返したい1冊。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」は、図書館で借りたが、だいぶ長い間順番待ちをしてやっと借りられたもの。内容は、「モーニングルーティン」についてが大半で、どちらかというと、クリエイティブなことをする人向けに書かれた本かなと思った。
5月は、全て、紙の本で読んでいるので、印象深い。内容もキーポイント程度は覚えていて、無駄のない読書ができたと感じる。
6月
- そうか、もう君はいないのか
城山三郎(著)
図書館 - エフェクチュエーション
吉田 満梨(著)中村 龍太(著)
紙の本を購入
- 感情はすぐに脳をジャックする
佐渡島庸平(著)石川善樹(著)
紙の本を購入
6月読書の感想
「そうか、もう君はいないのか」は、城山三郎の妻に対する思いが日記形式で綴られている作品。妻を愛する著者の想いが伝わり、心動かされた。
「エフェクチュエーション」は、初めて聞く言葉に惹かれ立ち読み後、もっと読みたいと思い購入。内容は、成功者の思考や行動を論理的に整理し、不確実性が高い状況において、予測ではなく、自分の影響下でコントロールできる部分に注力するための考え方が書かれている。成功者が無意識にしている行動や思考を言語化していて、非常に参考になった。
「感情はすぐに脳をジャックする」も、同様に本屋に平積みしていたのを手に取って立ち読みしたら面白かったので購入。これは、感情は自分の理性を一瞬で支配し、行動させられてしまうというが、それでは、理性的な行動ができないので、どうすれば理性的になれるかということを説明してくれている作品。これも、時々読み返したくなる1冊。
6月も3冊ともしっかりと覚えているけども、もう一度、読み返して内容を再インストールしたいなと感じた。
この月の読書も無駄にはなっていないと思う。
まとめ
1月から4月までは、覚えていない本が多く、特にオーディブルでの教養書はほとんど忘れてしまう傾向にあると感じました。
おそらく、インプットのみで、アウトプットが何もないことが影響していると思います。
最近は、読書のスピードは落ちるけれども、アウトプットしながら読んでいるので、多少は忘れずに済んでいると思いたいです。
やはり、紙の本でじっくり読んでいる方が印象が残り、無駄にならないかなと感じます。
今年は50冊以上読書をしましたが、課題が浮き彫りになりました。
「覚えておく読書」を来年の目標にしたいなと思います。
2024年12月31日に、下半期の読んだ本のまとめをアップします。