過去問関係

第28回 国家資格キャリアコンルタント試験 学科試験 解答解説(問36〜40)

この記事について

令和6年3月実施

第28回 国家資格キャリアコンサルタント試験 解説を作成しました。

解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。

1記事5問ずつアップしています。

問36

正解:4

選択肢1:適切 

構成的グループエンカウンターの主な目的は、「ふれあい(リレーション)」と「自己発見」を促すことです。
ここでの「ふれあい」とは本音と本音の交流(感情交流)を指し、「自他発見」は自己理解と他者理解を含みます。

選択肢2:適切 

構成的グループエンカウンターの「構成的」とは、枠を与えるという意味を持ちます。
具体的には、グループのルール、グループサイズ、グループの構成員、時間制限、エクササイズをする際の条件などの枠を設定します。

選択肢3:適切

構成的グループエンカウンターの背景には、実存主義とゲシュタルト療法があります。
ゲシュタルト療法の思想は、SGEの中核的な考え方として用いられています。

選択肢4:不適切

構成的グループエンカウンターは、治療的カウンセリングではなく、予防的・開発的カウンセリングとして考案されました。
その目的は、人間関係を開発し、自己成長を促進することにあります。

構成的グループエンカウンターは、國分康孝により1970年代後半に創始された教育技法です。これは、グループ体験を通じて、ホンネとホンネのふれあいによる人間関係を築き、自己発見を促すことを目的としています。治療ではなく、個人の成長と人間関係の改善に焦点を当てているため、学校教育や組織開発などの場面で広く活用されています。

問37

正解:1

選択肢1:不適切

オンラインで提供される「マイジョブ・カード」におけるキャリア・プラン作成補助シートは、学生、在職者、求職者などの異なる属性に応じた専用の様式が用意されています。

選択肢2:適切

「マイジョブ・カード」には、自分のキャリアや価値観に近い記入例を調べられる「記入例検索機能」が備わっています。

「記入例を見る」機能を利用すると、ユーザータイプ(学生、在職者、求職者など)、ジョブ・カード様式(キャリア・プランシート、職務経歴シートなど)、年代、職業などの項目を細かく指定して検索できます。

選択肢3:適切

「マイジョブ・カード」には、仕事を始めてから現在までのキャリアをグラフで振り返ることができる「ライフラインチャート」作成機能が含まれています。

「ライフラインチャート」は、キャリア・プラン作成補助シート(特に在職者用)に含まれている項目です。このチャートでは、入社時から現在までの仕事の経歴や経験をグラフ形式で整理し、視覚的に振り返ることができます。

選択肢4:適切

この補助シートは、自己分析を深めるとともに、自分の価値観や目指す方向性を具体的にするための有効な手段です。回答を進める中で、自分自身について新たな発見が得られることも期待できます。

問38

正解:3

選択肢1:適切

問題の同定
見立てとは、クライエント(患者)の情報を基にその問題を理解し、特定することを指します。これは単なる診断や病名の付与ではなく、クライエントが抱える問題の背景や原因を多面的に理解するプロセスです。この過程では、クライエントの過去の経験や現在の状況、そしてその問題がどのように発生したかを探ることが重要です。

治療目標の設定と見通しの推察
問題を特定した後、その解決に向けた治療目標を設定し、治療の見通しを立てることが次のステップです。治療目標は単なる「やるべきこと」ではなく、「どこに到達したいか」という方向性を示すものです。このプロセスでは、患者との関係性を構築しながら、具体的な治療計画や方法を考えます。また、患者にどのように語りかけるかも含めて非常に個別的な取り組みが求められます。

選択肢2:適切

上記解説参照

選択肢3:不適切

精神症状が見られる場合、まずは身体疾患の可能性を考慮し、外因性精神疾患(身体疾患が原因の精神症状)がないかを調べることが重要です。

選択肢4:適切

クライアントの問題や問題形成を理解する際には、多面的な要因を考慮することが重要です。

問39

選択肢1:不適切

電卓の使用はない

選択肢2:適切

職業興味検査では、個人が特定の職業や活動に対して持つ興味を直感的に評価することが求められます。

選択肢3:不適切

価値観検査では、個人の価値観や志向を評価することが主な目的であり、現実的な実行可能性を考慮することよりも、個人の価値観や志向を反映することが重要。

選択肢4:不適切

job tagに作業性格テストはない

「job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」の自己診断ツールは、以下の7つの機能があります。これらは無料で利用でき、個人の適職診断に役立ちます。

  1. 職業興味検査
    仕事に対する興味を調べる検査で、興味のプロフィールが示されます。
  2. 価値観検査
    現在の「しごとの価値観」を診断することができます。
  3. 職業適性テスト(Gテスト)
    空間判断力、言語能力、数理能力の3種類の検査をWeb化したものです。
  4. しごと能力プロフィール検索* 
    就業経験からスキルや知識を基に「しごと能力プロフィール」を作成できます。
  5. ポータブルスキル見える化ツール
    業種や職種を問わず活かせる「ポータブルスキル」を測定し、それを活かせる職務や職位を提示します。
  6. キャリア分析 
    就業経験から「スキル」などの「しごと能力」プロフィールを作成し、希望する職業との適合度を参照できます。
  7. 職業能力チェック
    具体的な内容は少ないですが、職業能力を確認するツールとして位置づけられています。

問40

正解:3

選択肢1:不適切

自己理解においては、肯定的な部分を重視することが基本です。人間には長所と短所があり、自己理解のプロセスでは肯定的な部分をチェックし、それを活かす方向性を考えることが重要です。

選択肢2:不適切

ホランドの理論では、人間のパーソナリティと環境は6つに分類されます。

選択肢3:適切

自己理解支援では心理検査などのアセスメントツールを活用し、相談者との合意のもとで適切に実施することが推奨されています。これにより価値観や職業興味などを明確化することができます。

選択肢4:不適切

ジョブ・カードは自己理解の促進も目的としており、自身の職業能力や経験を棚卸しすることでキャリア形成を支援するツールです。

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