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この記事について
選択に迷う時、私は「自分にとって嫌だ」と思う方を選択しています。
この記事では、私がその選択の理由などを書きます。
結論は自分の利益になっているから
なぜ、迷ったら自分が嫌だと思う方の選択肢を選ぶかというと、
嫌であった事が終わって振り返ってみると、ほとんどの場合で自分の成長になっていたからです。
言い換えれば、普段の自分では経験しないであろう経験が、自分が嫌がっている選択の先にあるということを知っているからです。
こんな自分ですが、普段は極度の面倒くさがりで、叶うならば基本、何もしたくないです。
口癖は面倒臭い。
無意識に呟いてたりします。
人間は未知のものに不安を感じる
多くの人は、進んで嫌だと思う方を選択しないと思います。
これは、変化への抵抗がそうさせています。
具体的には、以下のようなことを回避しようとする作用です。
- 不確実性への恐れ: 新しい行動は未知の結果をもたらす可能性があり、これが不安を引き起こします。
- 認知的負荷: 新しい行動は、より多くの注意と精神的エネルギーを必要とします。これは脳にとって負担となります。
- 失敗のリスク: 慣れない行動は失敗のリスクが高く、これが人々を躊躇させる要因となります。
変化の先にあるもの
しかし、新しい行動や経験には重要な利点もあります。
- 脳の可塑性: 新しい経験は脳の可塑性を促進し、認知機能を向上させます。
- パースペクティブの拡大: 新しい行動は、世界を見る新しい方法を提供し、創造性を刺激します。
- 個人的成長: 快適ゾーンを出ることで、新しいスキルを習得し、自信を高めることができます。
ポジティブな結果が出た例
研修への参加
基本的に面倒なことが嫌いなので、研修など大嫌いです。
初対面の人に自己紹介から始まり、共同作業と、面倒のオンパレード。
気疲れして、死にそうになります。
ですが、普段自分の周りにはいない様な人との出会いで、自分の認識が広がりました。
自分の立ち位置が俯瞰できたというか、自分の小ささに驚いたりもしました。
もっと色々頑張らないといけないなと思うきっかけとなりましたし、何より、人脈が増えたことが大きな財産です。
リーダーを引き受ける
グループのリーダーなんてものは、面倒、厄介ごとの塊で引き受けるものではないです。
ですが、ここでも意を決して引き受けました。
リーダーを引き受けたことで、班員では味わうことのできない責任感です。
メンバーをまとめ、目標に向かって調整することの大変さを知りました。
自分が切り盛りしなければ、進まないピリピリする感覚も貴重です。
それまでは、リーダー任せで、「リーダーが何とかするでしょ」という感覚でしたが、この辛さを知っているので自然と自分が班員であってもサポートしようと思うようになりました。
どれだけ嫌なものでも時間が経てば終わる
何よりも、貴重な経験は、大抵のことは、時間が経てば終わるということです。
自分が選択する嫌だと思う選択の多くが、時限で時間が経てば終わるものが多いです。
中には、時間が経つだけでは終わらないものもありますが、その場合であっても大抵の場合、何とかなってしまいます。
その感覚を得る事ができたので、「なせば大抵、なんとかなる」と思えるようになりました。
これ言葉は、自分が選択に躊躇するときに、力強く背中を押してくれます。
まとめ
普段と違う世界へ足を踏み入れることは不安です。
その不安から人は、変わることための選択を拒みます。
ですが、人は変わりたいと思います。
この矛盾に苦しんでいるのではないでしょうか。
未知への不安は、本能的に生存確率を高めるために体が発するシグナルです。
ですが、現代には、生存を脅かすような危険なことは多くないと思います。
むしろ、逆に、生活を豊かにする道である可能性もおおいにあります。
もし、今の自分を変えたいとおもならば、あえて嫌な方を選ぶという選択も必要であるかと思います。
「狂気とは、同じことを繰り返しながら異なる結果を期待することである。」アインシュタイン