第36回 キャリアコンサルティング技能検定2級 学科試験 解答(問36〜40)
この記事について
「第36回 キャリアコンサルティング技能検定2級 学科試験」(令和8年6月実施)の解答解説を作成しました。
過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。
解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。
1記事5問ずつアップしています。
問36
正解:3
選択肢1:適切
意思決定のプロセスにおいて、到達したい目標を明確にし、そこに至る複数の選択肢や実行手順(ステップ)を検討することは基本的かつ重要なステップです。
選択肢2:適切
提示された選択肢やステップについて、利点(メリット)や不利益(デメリット)、必要な時間・資金などのコスト、そして実現可能性を客観的に評価・比較することは合理的意思決定に不可欠です。
選択肢3:不適切
情報を収集・活用する際に、自分のニーズや希望に都合の良い情報だけを選択的に集めること(確証バイアス)は、誤った判断や意思決定の失敗につながります。自分にとって不都合な情報やネガティブな側面も含めて客観的・網羅的に収集することが必要です。
選択肢4:適切
決定した行動計画を実行に移す(準備する)段階において、想定されるリスクや障害に対する具体的な予防策・対処法(バックアッププラン)をあらかじめ検討しておくことが求められます。
問37
正解:2
選択肢1:適切
啓発的経験の支援とは、相談者が実際の就業体験や見学などを通して、職業に対する理解や自身の適性を「体験的に確かめてみる」プロセスをサポートすることです。
選択肢2:不適切
目標や意義を言葉で「説明すること」は知識の伝達や解説であり、実際に体験を通して気づきを得る「啓発的経験」の支援とは異なります。啓発的経験は、相談者自らが体験・行動を通じて学ぶプロセスを意味します。
選択肢3:適切
啓発的経験には、インターンシップやトライアル雇用のほか、職場見学、さらには自身のキャリア形成において気づきや学びが得られる有益なアルバイト体験なども広く含まれます。
選択肢4:適切
キャリアコンサルタントは、単に体験の機会を提供するだけでなく、その体験のリフレクション(振り返り)を促し、相談者が働く意味や自己理解を深められるよう支援することが重要です。
問38
正解:4
選択肢1:適切
教育や能力開発等の文脈におけるキャリア支援では、客観的な基準に基づいて個人の特性や能力の位置づけを確認する「測定」と「評価」のプロセスが用いられます。
選択肢2:適切
心理アセスメント等において、個人の行動や特性を数値や記号といった客観的な基準に置き換えて記述する手続きを「測定」と呼びます。
選択肢3:適切
測定によって得られた数値(素点など)を標準化された基準や集団内の位置づけに照らし合わせ、どのような意味や水準を持つかを判断・解釈することを「評価」と呼びます。
選択肢4:不適切
心理テスト(標準化された心理検査)は、標準化の過程において各種の統計的手法(信頼性・妥当性の検証、標準偏差や偏差値等の算出)を厳密に用いて開発されます。「統計的手法を用いることなく」という記述は事実と著しく反します。
問39
正解:3
選択肢1:適切
心理検査を実施する際は、検査で測定できる範囲(限界)を正しく理解し、目的に合致した高い信頼性(再現性)と妥当性(正確性)を備えた検査を選定・使用する必要があります。
選択肢2:適切
内容的妥当性(コンテンツ妥当性)とは、検査の項目や内容が、測定しようとしている概念や領域を偏りなく適切に網羅・反映しているか度合いを示す概念です。
選択肢3:不適切
「形式・内容ともに同じと見られる別の検査」を同一対象者に実施して相関を求める方法は「平行検査法(同等形法)」の説明です。再検査法(再テスト法)とは、「全く同じ検査」を一定の間隔を空けて同じ対象者に2回実施し、その結果の安定性を測定する方法です。
選択肢4:適切
心理検査の結果は、特定の状況や側面における個人の傾向の一断面を示しているに過ぎないため、断定的な解釈や拡大解釈(結果をすべての人格評価に当てはめる等)を避けることがアセスメントの鉄則です。
問40
正解:4
選択肢1:不適切
job tag(職業情報提供サイト)に掲載されているオープンデータや職業データは、一定の利用規約に従うことで、事前の申請や承認なしにオープンイノベーション等で自由に二次利用することが可能です。
選択肢2:不適切
「ポータブルスキル見える化ツール」は、職種に依存しない持ち出し可能なスキル(仕事の進め方や人との関わり方など)を整理・可視化するツールであり、「全国の同年代の中でのレベル」を他者比較・測定するものではありません。
選択肢3:不適切
「職業適性テスト(Gテスト)」は、職業選択に必要な多様な「適性能力(認知能力や作業能力等)」を測定するものであり、職業興味(RIASEC等)を測定するツールは「職業興味検査(Vテスト)」など別のアセスメントです。
選択肢4:適切
job tagでは、過去の職務経歴等から自分のスキルや知識を整理した「しごと能力プロフィール」を作成でき、目指す職種で求められる要件(プロフィール)と照らし合わせてギャップを把握・比較することができます。
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