この記事について
第25回 国家資格キャリアコンサルタント試験 解説を作成しました。
過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。
解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。
1記事5問ずつアップしています。
問1
正解:3
選択肢1:不適切
人材を消費対象としての「資源」と捉えるのではなく、投資対象の「資本」として捉える。
人材を「人的資本(Human Capital)」として捉え、「状況に 応じて必要な人的資本を確保する」という考え方へと転換する必要が ある。こうした捉え方の下では、マネジメントの方向性も「管理」か ら人材の成長を通じた「価値創造」へと変わり、人材に投じる資金は 価値創造に向けた「投資」となる。
選択肢2:不適切
日本型の雇用慣行を見直しする必要性がある。
新卒一括採用、終身雇用、年功序列型賃金に代表される日本型の雇用慣行、人材戦略は、かつては日本企業のビジネスモデル、経営戦略の 方向性と合致し、競争力の源泉として機能してきた。 しかし、事業環境が変化し、ビジネスモデルや経営戦略の方向性も変わる中でも、これまでの雇用慣行や人材戦略が維持された結果、多く の企業では人材戦略と経営戦略が連動できていない状況がある。
選択肢3:適切
新型コロナウイルス感染症への対応の中でも顕在化したように、いつでも、どこでも、安全かつ安心して働くことができる環境を平時から整えることが事業継続やレジリエンスの観点からも必要となる。
選択肢4:不適切
早期に完全移行までは求められていない。
ジョブ型への雇用形態の転換に際しても、イノベーション創出を含めた 自社の競争優位性を強化する観点や、働き手の専門性や意識面の観点も 含めて、どういった時間軸で、具体的にどの様な方向性を目指すのか、 業種や会社の状況に応じた各社の経営判断となる。その際、ジョブ型へ の移行に向けた移行措置としてメンバーシップ型とジョブ型のハイブリ ッドにしていく方向性も想定される。
問2
正解:2
選択肢1:不適切
- 有配偶者は「600 万円以上」と「800 万円以上」
- 無配偶者は「400 万円以上」と「600 万円以上」
のカテゴリーに回答が集中。
各々「600 万円以上」の割合がもっとも高くなっている
選択肢2:適切
- 「世帯主が正社員として働いている」(63.0%)、
- 「持ち家に住んでいる」(61.2%)
- 「自家用車を持っている」(59.5%)
- 「自らの趣味にお金をかける余裕がある」(52.8%)
選択肢3:不適切
- 「今より暮らし向きは良くなる」(9.6%)
- 「今の暮らし向きを維持できる」(53.2%)
- 「今より暮らし向きは悪くなる」(37.2%)
選択肢4:不適切
- 「どちらかと言うと思わない」(47.7%)
- 「どちらかと言うと思う」(31.5%)
- 「全く思わない」(17.9%)
- 「強く思う」(3.0%)
「思わない計」(「どちらかと言うと 思わない」と「全く思わない」の合計)は 65.6%と約3分の2では努力しても豊かになれないと回答している。
問3
正解:2
選択肢1:不適切
派遣社員や契約社員等ではキャリアコンサルティング経験がある者の割合は正規雇用労働者と大きな違いは無いが、パート労働者については低くなっている。
派遣社員が正社員と大きな違いが無いことについては、2015年の労働者派遣法改正により、派遣労働者に対して、労働者本人が希望する場合には、キャリアコンサルティングの実施が義務付けられたことが影響している可能性がある。
選択肢2:適切
キャリアに関する相談をした(キャリアコンサルティングを受けた)者の方が、「自分で 職業生活設計を考えていきたい」「どちらかといえば、自分で職業生活設計を考えていきたい」 と回答する者の割合が高くなっている。
また、男性では、正社員以外でキャリアコンサルティ ングを受けた者の方が、正社員でキャリアコンサルティングを受けていない者よりも、「自分で職業生活設計を考えていきたい」「どちらかといえば、自分で職業生活設計を考えていきたい」と回答する者の割合が高くなっている
選択肢3:不適切
キャリアコンサルティン グを受けた経験がある者の方が、現在の仕事内容や職業生活全般について、「満足している」 「おおむね満足している」と感じる者の割合が高くなっている。
選択肢4:不適切
キャリアコンサルティングの経験がある者の方が、自らの職業能力が他社で通用すると考えている者の割合が高い。
問4
選択肢1:不適切
ライフ・キャリア・レインボーは、スーパーの理論です。ホランドは、職業選択に関する理論を開発しましたが、それは「RIASECモデル」として知られ、個人の性格と職業環境の適合性を重視しています。
選択肢2:適切
ホランドは、個人の職業選択がその性格や環境との適合性に基づくものであると主張しました。彼の理論では、個人は6つの性格タイプ(Realistic、Investigative、Artistic、Social、Enterprising、Conventional)に分類され、これらのタイプが職業環境と適合することで、職業満足度や成功が高まるという考え方です
選択肢3:不適切
保守的領域ではなく、慣習的領域が正しい。
選択肢4:不適切
ホランドのアセスメントツールはVPI職業興味検査、職業レディネス・テスト(VRT)、VRTカードなど。、厚生労働省編一般職業適性検査[進路指導・職業指導用](GATB)は含まれない。
問5
選択肢1:適切
「忘れられた半分の声」と表現した。
選択肢2:不適切
フアドの理論
選択肢3:不適切
ワッツの理論
選択肢4:不適切
ナンシー・アーサー理論
国家試験 第25回 問1〜50解説リンク集
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