第31回 国家資格キャリアコンルタント試験 学科試験 解答(問31〜35)
この記事について
第31回 国家資格キャリアコンサルタント試験 解説を作成しました。
過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。
解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。
問31
正解:3
選択肢1:不適切
スーパー(Super, D. E.)は、人生全体を通じた「マキシサイクル」と、各ステージ内や転機で繰り返される「ミニサイクル」の概念を提唱しましたが、「メゾサイクル」という概念は用いていません。
選択肢2:不適切
スーパーは、生涯における役割を「ライフ・ロール」として捉え、子供、学生、職業人、市民、家庭人など複数の役割を同時に、あるいは連続して演じるとしました。特定の「4つの大きな役割」や「主役・脇役」といった限定的な記述は、彼の理論の主要な特徴ではありません。
選択肢3:適切
スーパーは、キャリア発達の過程を「成長期(Growth)」、「探索期(Exploration)」、「確立期(Establishment)」、「維持期(Maintenance)」、「解放期(Disengagement/衰退期)」の5つのライフステージに分けました。
選択肢4:不適切
スーパーが提示したのは、人生の役割の幅と豊かさを視覚化した「ライフ・キャリア・レインボー」です。「ライフ・ライン法」は、一般的にキャリアコンサルティングの技法(ワークシート等)として用いられるものであり、スーパーの理論用語ではありません。
問32
正解:2

選択肢1:不適切
「詳細な医療記録」は機微な個人情報であり、会社がすべてを把握する必要はありません。両立支援プランに必要なのは、あくまで「就業上の配慮に必要な情報(制限事項や通院頻度等)」です。
選択肢2:適切
ガイドラインにおいて、両立支援プランには、労働者本人の意向を踏まえた具体的な措置(残業制限、時差出勤、テレワークの活用、職務内容の調整等)とその期間を明記することが望ましいとされています。
選択肢3:不適切
治療と仕事の両立支援の主目的は、健康状態に配慮しながら雇用を継続することにあります。治療中の労働者に「詳細な能力評価試験」を課すことは、プランの趣旨に馴染みません。
選択肢4:不適切
周囲の協力は不可欠ですが、同僚に「同意書」を提出させることは一般的ではなく、プライバシー保護の観点からも慎重な取扱いが求められます。
問33
正解:3
「平成 30 年度 労働者等のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティ ング技法の開発に関する調査・研究事業報告書

選択肢1:不適切
「第1段階(診断・検査〜入院前)」において重要なのは、病名告知による精神的動揺への配慮や、混乱の中での「ショック離職」の防止、当面の休暇等の手続き支援です。
選択肢2:不適切
「第2段階(入院・治療中)」は、治療への専念とともに、職場との連絡体制の維持、復帰に向けた暫定的な見通しの共有などが行われるフェーズです。キャリアの再構築は、状態が安定する復帰前後から本格化します。
選択肢3:適切
「第3段階(復帰直前・リハビリ出勤等)」では、主治医・産業医等の意見を踏まえ、具体的な復職プランを作成します。両立支援キャリアコンサルタントは、復職後の働き方のイメージ作りを支援します。
選択肢4:不適切
「第4段階(職場復帰後)」では、実際の適応状況をモニタリングし、必要に応じてプランの修正や、中長期的なキャリア形成の再構築に向けた支援を行います。ショック離職防止は主に第1段階の課題です。
問34
正解:3
選択肢1:不適切
記述内容は、マイクロカウンセリングの技法における「自己開示(カウンセラー自身の経験や感情を伝えること)」の説明に近いです。
選択肢2:不適切
記述内容は、技法における「解釈(リフレーミング)」の説明です。
選択肢3:適切
フィードバックとは、クライエントの言動が他者(カウンセラーや周囲)にどのような影響を与えているか、あるいは客観的にどう見えるかという情報を、評価を交えずに具体的に伝えることを指します。
選択肢4:不適切
カウンセリングはクライエントの主体性を尊重するものであり、「行動を明確に指示すること」はマイクロカウンセリングの基本的な技法の趣旨とは異なります。
問35
正解:4
選択肢1:適切
「あいづち」は、カウンセラーが話を聴いていることを示し、クライエントが話しやすい促進的な環境を作るための基本的な応答です。
選択肢2:適切
「反射(感情の反映)」は、クライエントが述べた感情的な部分をカウンセラーが言葉にして返すことで、クライエントの自己理解を助ける技法です。
選択肢3:適切
「要約」は、それまでの話を整理して伝えることで、相互の理解を確認し、面接に区切りをつけたり次の展開へ進めたりする際に有効です。
選択肢4:不適切
記述内容は「明確化(換言)」や「感情の反映」の説明です。「自己開示」は、カウンセラー自身の経験、考え、感情などを意図的にクライエントに開示し、親密性や信頼関係を深める技法を指します。
国家試験 第31回 解説リンク集
この記事が良いと思ったら
↓❤️クリックをお願いいます。ブログ運営の励みになります。




