過去問関係

第25回 国家資格キャリアコンルタント試験 学科試験 解答解説(問26〜30)

この記事について

第25回 国家資格キャリアコンサルタント試験解説を作成しました。

過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。

解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。

1記事5問ずつアップしています。

問26

正解:3

選択肢A:不適切

キャリア教育の定義となっている。
職業教育とは「一定又は特定の職業に従事す るために必要な知識,技能,能力や態度を育てる教育」

選択肢B:適切

職業教育は、具体の職業に関する教育を通して行われる。この教育は,社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力や態度を育成する上でも,極めて有効である。

選択肢C:不適切

職業教育の定義となっている。
キャリア教育とは「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して,キャ リア発達を促す教育 」

選択肢D:適切

キャリア教育は、普通教育,専門教育を問わず様々な教育活動の中で実施される。職業教育も含まれる。

問27

正解:1

選択肢1:適切

学生と企業のマッチングの機会を提供する等のサポート体制を構築することは、そのプログラムの効果を高めるという点で有益であるとしている。

選択肢2:不適切

インターンシップを始めとするキャリア形成支援に係る取組を大学等の単位に組み込む ことは、大学等の教育、特に専門教育とのつながりがより明確になることや、それらの取組 のプログラムや事前・事後教育等の体系化及び充実が図られる等、その教育効果を高め、学 生が大学等における教育内容をより深く理解できるとともに、自身のキャリア形成が大きく 進展するというメリットがあり、望ましいと考えられる。

選択肢3:不適切

イベントや説明会はインターンシップとして位置づけられていない。

「学生のキ ャリア形成支援に係る産学協働の取組み」が次の四つの類型に整理され、そのうちタイプ3及び タイプ4がインターンシップであるとされた。

(学生のキャリア形成支援に係る産学協働の取組の四つの類型1)

  • タイプ1 オープン・カンパニー
  • タイプ2 キャリア教育
  • タイプ3 汎用型能力・専門活用型インターンシップ
  • タイプ4 高度専門型インターンシップ(試行)

選択肢4:不適切

新たに整理されたインターンシップ(タイプ3及びタイプ4)において、学生が実際の現 場で就業体験を行うことにより、企業等にとっては、学生の仕事に対する能力を適正に評価 するとともに、採用選考活動時における評価材料を取得することができる。

問28

正解:1

選択肢1:適切

適度な運動を習慣づけることは、入眠を促進し、中途覚醒を減らすことにもつながりま す。また、しっかりと朝食をとることは朝の目覚めを促します。これらの生活習慣によっ て、睡眠と覚醒のリズムにメリハリをつけることができます。一方で、就寝直前の激しい 運動や夜食の摂取は、入眠を妨げることから注意が必要です。

選択肢2:不適切

からだが必要とする睡眠時間は、成人の目安としては、6時間以上8時間 未満であり、このくらいの睡眠時間の人が最も健康だということがわかっています。

選択肢3:不適切

睡眠不足が続いて蓄積されると、「寝だめ」 だけでは睡眠不足に伴う作業能率の回復には不十分であることを示している。また、週末 の過度の寝すぎは、逆に夜間の睡眠を妨げて、月曜日や火曜日の日中の眠気や疲労につながる可能性があることにも注意が必要である。

選択肢4:不適切

不眠を経験すると、心配になって早くから寝床に就こうとしがちですが、意図的に早く寝床に就くと、かえって寝つきが悪くなります。就床時刻はあくまで目安であり、その日の眠気に応じて「眠くなってから寝床に就く」ことがスムーズ な入眠への近道です。

問29

正解:4

選択肢1:適切

VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉で、現代社会の特徴を表しています。このような不確実な時代において、人々の幸福や充実した生活への関心が高まっており、それがウェルビーイングへの注目につながっています。

選択肢2:適切

ウェルビーイングは、個人の心身と社会が共によい状態であることを意味し、職業生活においても重要な概念です。労働者が自分の望む生き方に沿って健康的で豊かな職業人生を送れるようにすることは、ウェルビーイングの向上に直結します。

選択肢3:適切

年次有給休暇の取得促進や勤務間インターバル制度の活用は、労働者の健康確保と休息時間の確保に貢献し、ウェルビーイングの向上につながります。これらの施策は、従業員の心身の健康を重視し、働きがいのある環境を提供するウェルビーイング採用の一環としても位置づけられます。

選択肢4:不適切

就業面からのウェルビーイングの向上と企業の生産性向上は、必ずしも背反する考え方ではありません。むしろ、両者は相互に補完し合う関係にあります。

研究結果によると、幸せな従業員は不幸せな従業員と比べて創造性が3倍になり、生産性は31%高いとされています。また、ウェルビーイングと生産性との間には中程度から大きな正の相関があることが明らかになっています

問30

正解:4

選択肢1:適切

スーパーの理論では、キャリアを単なる職業に限定せず、個人が生涯にわたって経験する多様な役割とそれらへの取り組み方を含む広い概念として捉えています。

選択肢2:適切

スーパーは、キャリア発達を心理社会的な成熟プロセスの一部として捉え、環境への適応を通じて発達していくと考えました。

選択肢3:適切

スーパーの理論では、キャリア発達の各段階間に移行期があり、その期間に新たな段階へ進むための意思決定プロセスが含まれるとしています。

選択肢4:不適切

スーパーの理論によれば、キャリア自己概念は「個人が主観的に形成してきた自己についての概念」(主観的自己)だけでなく、「他者からの客観的なフィードバックに基づき自己によって形成された自己についての概念」(客観的自己)の両方を統合して構築されるものです。

国家試験 第25回 問1〜50解説リンク集

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