この記事について
第31回 キャリアコンサルティング技能検定 2級学科試験 回答解説を作成しました。
解答は出ていますが、解説がなかったので自分で解答解説作成しています。
解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。
1記事5問ずつアップしていこうと思います。
問6
正解は4
選択肢1:不適切
キャリア・アンカーの8つのカテゴリーを提唱したのはシュロスバーグではなく、シャイン(Schein, E. H.)です。
選択肢2:不適切
偶然の出来事を個人のキャリアに生かすためのスキルとして「好奇心」、「持続性」、「柔軟性」、「楽観性」、「冒険心」の5つを示したのはシャインではなく、クランボルツ(Krumboltz, J. D.)です。
選択肢3:不適切
クランボルツらは転機を4つの次元から構成されるとは述べていません。これは、サビカスのキャリア・アダプタビリティの説明です。
選択肢4:適切
バンデューラは観察学習(モデリング)の構造について、4つの下位過程があることを説明しています。具体的には、注意過程・保持過程・運動再生過程・動機づけ過程です。
問7
正解は3
選択肢1:不適切
シャインの理論では、組織の中心への移動は、組織の中核や意思決定の中心に向かう移動を指します。これは必ずしも職能の移動を意味するものではありません。
選択肢2:不適切
水平的キャリア成長は主に機能や部門間の移動を指し、必ずしも組織の中心への移動を意味しません。シャインの理論では、中心への移動は別の次元として扱われています。
選択肢3:適切
シャインの理論では、組織内のキャリア発達には垂直、水平、中心への移動という複数の次元があります。垂直的な昇進が難しくなった場合でも、組織の中心へ向かう移動(より重要な意思決定に関与する等)によってキャリアを発展させることが可能です。
選択肢4:不適切
組織の中心への移動は、より重要な情報へのアクセスや意思決定への関与を増やすことを意味し、これは組織の中核的な一員になる過程、つまり部内者化と密接に関連しています。
問8
正解は2
選択肢1:不適切
これは認知行動療法の考え方に近いものです。ゲシュタルト療法では、認知よりも現在の体験や気づきを重視します。
選択肢2:適切
ゲシュタルト療法は現在の瞬間、「いま、ここ」に焦点を当てます。過去の経験は、それが現在にどのように影響しているかという観点から扱われます。
選択肢3:不適切
これは行動分析学や応用行動分析の概念であり、ゲシュタルト療法の特徴ではありません。
選択肢4:不適切
これらの技法は主に家族療法や認知行動療法で用いられるものです。ゲシュタルト療法では、「空の椅子」技法、ロールプレイ、エクスペリメント、夢の作業などの技法が用いられます。
問9
正解は4
選択肢1:不適切
ロジャーズが提唱した「人格変化の必要にして十分な条件」の第一の条件は、「2人の人が心理的な接触を保っている」ことです。傾聴は重要な技法ですが、明確に第一の条件として挙げられているわけではありません。
選択肢2:不適切
来談者中心療法における「3条件」は、一般的に「自己一致(純粋性)」「無条件の肯定的配慮(受容)」「共感的理解」とされています。ラポール形成は重要ですが、通常「3条件」には含まれません。
選択肢3:不適切
ロジャーズの理論では、カウンセラーの共感的理解と無条件の肯定的配慮がクライエントに伝わることが重要とされています。実際、これは6つの条件の1つとして明確に述べられています。
選択肢4:適切
来談者中心療法において、「純粋性」は「自己一致」とも呼ばれ、カウンセラーが自分自身の中で矛盾がなく、ありのままでいることを意味します。これは、カウンセラーが心理的に安定し、自分の内面に矛盾がない状態を指します。
問10
正解は2
選択肢1:不適切
ジョブ・カードの内容に関する責任は基本的に作成者本人にあります。アドバイザーは支援を行うだけであり、記入内容の真偽について責任を負うものではありません。
選択肢2:適切
ジョブ・カードは個人のキャリア形成のためのツールであり、作成者本人が管理するものです。アドバイザーは作成を支援しますが、原則として管理はしません。
選択肢3:不適切
ジョブ・カード作成アドバイザーとして登録された者が主に支援を行いますが、キャリアコンサルタントや職業相談員など、他の専門家も支援することができます。
選択肢4:不適切
アドバイザーは利用者に問いかけ、自己理解を促進することは重要ですが、記入自体は利用者自身が行うべきです。アドバイザーの役割は支援と助言であり、直接記入することではありません。
2級技能士 第31回 問1〜50解説リンク集
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