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この記事について
過去問でたびたび出てくるブリーフセラピーについて、知識が薄かったので調べました。
特に、ブリーフセラピーと解決思考アプローチの関係がよくわからなかったので、その辺りを調べました。
ブリーフセラピーとは

ブリーフセラピー(Brief Therapy)は、短期間で効率的に問題を解決することを目指す心理療法の一つです。
ミルトン・エリクソンなどの理論に基づき、1980年代以降に広まった手法です。
ブリーフセラピーの特徴
- 短期間での解決
問題の原因を深く掘り下げるのではなく、短期間で具体的な解決策を見つけることを重視します。 - 問題解決に焦点
過去の原因よりも、現在の状況と未来の目標に焦点を当て、実践的な解決策を導き出します。 - リソース活用
クライアントの強みやリソースを引き出し、自己効力感を高めます。 - コミュニケーションへの注目
問題の原因を個人病理に求めるのではなく、コミュニケーション(相互作用)の変化を促します。
主要なブリーフセラピーのアプローチには、以下のものがあります。
主要なブリーフセラピーのアプローチ
- 解決志向アプローチ(Solution Focused Approach, SFA)
- 特徴: 問題の原因を追求するのではなく、解決策を見つけることに焦点を当てます。クライアントの強みやリソースを活用し、未来志向で解決を促します。
- 技法: 例外探し、ミラクル・クエスチョン、スケーリング・クエスチョンなど。
- MRIアプローチ(Mental Research Institute Approach)
- 特徴: 悪循環を断ち切ることを目指し、問題の原因を探るのではなく、コミュニケーションの変化を促します。
- 技法: 悪循環を認識し、それを打ち破るための具体的な行動を促します。
- ブリーフ戦略療法(Brief Strategic Therapy)
- 特徴: 問題の根本原因を探るのではなく、具体的な戦略を用いて問題を解決します。MRIアプローチに基づいています。
- 技法: 問題の再定義や、問題に対する新たな視点を提供します。
- ソリューション・フォーカスト・ブリーフ・セラピー(Solution-Focused Brief Therapy, SFBT)
- 特徴: 解決志向アプローチを基に、短期間で効果的に問題を解決することを目指します。具体的な解決策を見つけることに焦点を当てます。
- 技法: 例外探しやミラクル・クエスチョンなどを用いて、クライアントが自ら解決策を見つけることを支援します。
解決志向アプローチ(Solution Focused Approach: SFA)
解決志向アプローチは、クライアントの問題解決に焦点を当てた短期療法です。
SFAの特徴
- 問題の原因を追求しない
- SFAは、問題の根本的な原因を探求するのではなく、クライアントが望む未来の解決像を構築することに重点を置いています。
- リソースに焦点を当てる
- クライアントが既に持っている強みやリソースに注目し、それを活用して解決策を見つけます。
- 例外探し
- 問題がないときや比較的落ち着いているときの「例外」に注目し、その状態を増やすための行動を探します。
- 未来志向
- クライアントが望む未来の状況をイメージし、その実現に向けた具体的な行動をサポートします。
SFAの技法
- ミラクル・クエスチョン
- 「もしも奇跡が起こったら、どのように変わるか」といった質問で、クライアントが望む未来を具体化します。
- スケーリング・クエスチョン
- クライアントが自分の状況を数値で評価し、どのように改善するかを考える手助けをします。
- 例外探し
- 問題がない瞬間を振り返り、その時にどんな行動や考え方が効果的だったのかを見つけ出します。
- Do More / Do Something Different:
- うまくいっていることを続ける(Do More)か、異なるアプローチを試す(Do Something Different)ことを促します。
SFAは、短期間で具体的な成果を求める人に向いており、クライアントの自己効力感を高める効果があります。
まとめ
ブリーフセラピーの解決思考アプローチについてまとめました。
SFAの技法については、過去問でたびたび出ますので、全体像を把握しておくと良いと思います。
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