過去問関係

第33回 キャリアコンサルティング技能検定 2級学科試験 解答(問36〜40)

この記事について

第33回 キャリアコンサルティング技能検定 2級学科試験 回答解説を作成しました。

解答は出ていますが、解説がなかったので、自分で解答解説作成しました。

解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。

1記事5問ずつアップしていこうと思います。

問36

正解は1

1:正解

カウンセリングの基本的な要素の一つは、カウンセラーとクライエントの間の信頼関係(ラポール)です。温かく信頼に満ちた関係性は、クライエントが安心して自己開示し、自己理解を深めるための重要な基盤となります。

2:不適切

受容的態度は、クライエントを無条件に受け入れる姿勢を指します。カウンセラー自身の自己受容ではなく、クライエントに対する態度を指しています。

3:不適切

理解的態度は、クライエントの感情や経験を深く理解しようとする姿勢を指します。カウンセラー自身の自己理解ではなく、クライエントを理解しようとする態度を指しています。

4:不適切

カウンセラーは自身の感情を認識し、適切に管理することが重要です。感情を抑圧するのではなく、自己一致(genuineness)を保ちながら、専門的な対応をすることが求められます。

カウンセラーの基本的態度として、信頼関係の構築、受容、共感的理解、自己一致が重要です。

問37

正解は1

1:正解

これは「方策の実行」のマネジメントの視点で最も適切な支援です。進捗状況に応じたフィードバックの提供と計画の調整は、クライアントのモチベーション維持と目標達成に効果的です。

2.:不適切

厳格な監視はクライアントの自律性を損ない、ストレスを増加させる可能性があります。支援的なアプローチの方が効果的です。

3.:不適切

支援を最小限に抑えることは、クライアントが必要とする適切なガイダンスを受けられない可能性があります。バランスの取れた支援が重要です。

4:不適切

クライアントの努力不足を指摘し、強く計画遂行を求めることは、モチベーションを低下させる可能性があります。建設的なフィードバックと柔軟な計画調整が望ましいです。

問38

正解は2

1: 適切

自己理解のプロセスには、自己分析とその結果の統合が含まれます。

2: 不適切

自己理解においては、客観的な視点も重要です。主観的な自己認識だけでなく、他者からの評価や客観的なデータも含めて総合的に自己を理解することが望ましいです。

3:適切

自己理解は個人の特性だけでなく、その人を取り巻く環境との相互作用も含めて理解することが重要です。

4:適切

自己理解は一時的なものではなく、生涯を通じて継続的に行われるべきプロセスです。また、個人の様々な側面を包括的に理解することが重要です。

自己理解においては、主観的な視点だけでなく、客観的な視点も重要であり、両者のバランスを取ることが必要です。

問39

正解は4

1:適切

アセスメントツールは、個人の適性や能力を評価し、キャリア選択に役立てることができます。

2:適切

紙筆検査タイプの心理検査は、集団での実施に適しており、授業やセミナーでの使用に便利です。

3:適切

コンピュータを用いたキャリアガイダンスシステムは、多くの対象者に効率的にアセスメントを提供できます。

4:不適切

カードソートタイプのツールは、個別相談や面接での使用に加えて、グループインタビューや集団実施にも適しています。このツールは、複数の対象者が職務行動を表現するための共通言語を持つことを容易にし、短時間で実施できるという利点があります。

問40

正解は3

1:適切

IT分野の職業情報ページにスキルレベル別の給与データが追加されたことは、job tagの新しい機能の一つです。

2.:適切

職業適性テストに運動共応を測定する検査が追加されたことは、job tagの機能拡充の一環です。

3:不適切

汎用金属工作機械工(旋盤工、ボール盤工等)」、「自動車板金塗装」、「配電盤・制御盤等組立」などの10職業は削除されたのではなく、2024年3月のjob tagのリニューアルで新たに追加されました。

4:適切

サイトの使い方を説明する動画の掲載は、ユーザーの利便性を高めるための重要な追加機能です。

2級技能士試験 第33回 問1から50解説リンク集

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