この記事について
第33回 キャリアコンサルティング技能検定 2級学科試験 回答解説を作成しました。
解答は出ていますが、解説がなかったので、自分で解答解説作成しました。
解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
1記事5問ずつアップしていこうと思います。
問21
正解は2
1 不適切
令和5年度学校基本調査の結果によると、大学(学部)・短期大学(本科)への進学率は61.1%で、過去最高を記録しています。50%弱という記述は実際の数値を大きく下回っています。
2 正解
令和5年度学校基本調査の結果では、進学率は84.0%で、前年度より0.2ポイント上昇し、過去最高。また、高等学校卒業者に占める就職者の割合は、14%であるため、「15%弱」という記述は概ね正確であると考えられます。
3 不適切
令和5年度学校基本調査の結果によると、大学(学部)卒業者の大学院等への進学率は12.5%です。これは5%を大きく上回っています。
4 不適切
この記述も不正確です。令和5年度学校基本調査の結果によると、大学(学部)卒業者に占める就職者の割合は75.9%です。これは90%を大きく下回っています。
問22
正解は2
2.A.教育基本法 B.2006(平成18)年 C.1947(昭和22)年
1. 教育基本法(A):
教育基本法は、日本の教育に関する基本的な考えや教育制度に関する基本事項を定めた法律です。「教育憲法」とも呼ばれ、教育に関するさまざまな法令の運用や解釈の基準となる重要な法律です。
2. 2006(平成18)年(B):
教育基本法は、2006年12月に公布後初めて改正されました。この改正は、教育をめぐる環境が大きく変化したことに伴うものでした。
3. 1947(昭和22)年(C):
教育基本法は、戦後の教育改革の一環として1947年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されました。同時に、学校教育法も公布されました。
**教育振興基本計画
平成18年(2006年)に改正された教育基本法に基づき、政府が策定する教育政策の総合計画です。この計画は、国の教育政策の方向性や目標、具体的な施策を5年ごとに定めるもので、教育の振興を総合的かつ計画的に推進することを目的としています
問23
正解は3
1:不適切
パーソナリティ障害は、長期間にわたって持続する行動パターンや内的経験の偏りによって特徴づけられます。一度の極端な行動だけでパーソナリティ障害を疑うことは適切ではありません。
2:不適切
文化の違いによる行動の差異をパーソナリティ障害と混同してはいけません。文化的背景を考慮せずに診断を下すことは誤りです。
3:適切
境界性パーソナリティ障害の主要な特徴を正確に説明しています。他者に対する極端な評価の変動と不安定な対人関係は、この障害の典型的な症状です。
4:不適切
パーソナリティ障害の診断は通常、成人期以降に行われます。子どもの人格は発達途上にあり、まだ形成過程にあるため、就学前の子どもにパーソナリティ障害の診断を下すことは適切ではありません。
問24
1:不適切
ストレスチェックの結果は、労働者本人の同意なく事業者(上司を含む)に提供することは禁止されています。結果は、検査を実施した医師、保健師等から直接本人に通知されます。
2:不適切
ストレスチェック制度において、労働者には受検義務規定はありません。受検は労働者の任意であり、強制することはできません。
3:不適切
面接指導は、高ストレス者と判定された労働者からの申出があった場合に実施されるものであり、全員に義務付けることはできません。労働者の意思を尊重する必要があります。
4:適切
労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアルによると、事業者は面接指導の結果の記録を作成し、5年間保存することが義務付けられています。これは、労働者の健康管理の継続性を確保し、必要に応じて適切な措置を講じるために重要な規定です。
問25
正解は1
1:正解
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」によると、夜間に実際に眠ることのできる時間は加齢により徐々に短くなり、成人後は20年ごとに30分程度の割合で夜間の睡眠時間が減少することが示されています。
2:不適切
ガイドによれば、7時間前後よりも短い睡眠時間だけでなく、長い睡眠時間もこれらのリスクを増加させることが報告されています。
3:不適切
ガイドでは交替制勤務者の夜勤中の仮眠について、業務効率を下げるという記述はありません。
4:不適切
この記述も不適切です。ガイドでは「寝だめ」について、2時間以上の寝だめ習慣がある人は寿命短縮リスクが軽減されないことが報告されていると述べており、2時間以上必要だとは述べていません。
2級技能士試験 第33回 問1から50解説リンク集
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