この記事について

「第15回 1級キャリアコンサルティング技能検定 学科試験」

の解答解説を作成しました。

過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。

解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。

1記事5問ずつアップしています。

問36

正解:5

選択肢1:適切

ファシリテーターは、心理的安全性を高め相互作用を促すために、メンバー間の自己紹介や紹介を行う役割を担います。

選択肢2:適切

グループの目的や、自身の役割(中立的な立場での支援、プロセスの管理など)を明確にすることは、グループの構造化において重要です。

選択肢3:適切

安心して発言できる環境を作るため、グループ内で話された内容を外に漏らさないという「秘密保持(守秘義務)」の合意形成は不可欠です。

選択肢4:適切

目標達成に向けてメンバーの主体性を引き出し、モチベーションを維持・向上させるよう働きかけることは、ファシリテーターの重要な機能です。

選択肢5:不適切

グループの発達過程(タックマンモデル等)において、対立や葛藤(ストーミング期)は相互理解を深めるために避けられないプロセスです。ファシリテーターはこれらを無理に避けるのではなく、適切に扱い、乗り越えていくことを支援すべきです。

問37

正解:3

選択肢1:不適切

ベーシック・エンカウンター・グループは、来談者中心療法のロジャーズ(Rogers, C. R.)によって提唱されたもので、参加者を「患者」ではなく、成長の可能性を持った「パーソン(人間)」として尊重します。

選択肢2:不適切

対人関係での正直さや感情の表出を重視する一方で、それらの基盤となるのは「自己開示」です。自己開示は促進されるべき重要な要素です。

選択肢3:適切

「今、ここで(Here and Now)」生じている感情や相互作用に焦点を当て、社会的な仮面(ペルソナ)を外して、ありのままの自分を表現し合うことを目指します。

選択肢4:不適切

一般的には15時間〜20時間以上、時には数日間にわたる合宿形式(マラソン・セッション)で行われることが多く、深い内省と相互作用を促します。

選択肢5:不適切

特定の具体的な学習目標や変化をあらかじめ追求する「課題解決型」のグループとは異なり、あえて明確な目標やプログラムを定めない「非構成的」なアプローチをとることが特徴です。

問38

正解:5

「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当 たっての基本的考え方」(文部科学省・厚生労働省・経済産業省、2022 年)

選択肢1:不適切

インターンシップはあくまでキャリア形成支援や仕事理解を目的としたものであり、それによってエントリー(正式な応募手続き)が免除される仕組みが一般的とは言えません。

「学生がその仕事に就く能力が自らに備わっているかどうか(自らがその仕事で通用 するかどうか)を見極めることを目的に、自らの専攻を含む関心分野や将来のキャリアに関連し た就業体験(企業の実務を経験すること)を行う活動(但し、学生の学修段階に応じて具体的内 容は異なる)」と定義された。

選択肢2:不適切

職業意識を高める観点からは、必ずしも学生の専攻に関連する分野だけでなく、 幅広い分野を対象にしたり、また一つの分野にだけ行くのではなく、複数の分野を体験したりすることも有意義であると考えられる。 (P5)

選択肢3:不適切

「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」(いわゆるタイプ3)は、就業体験が必須であり、実施期間は汎用的能力活用型短期「5日間以上」、専門活用型は長期「2週間以上」と定義されています。

選択肢4:不適切

実施期間の「半分を超える日数」が職場での就業体験であればよく、全日程が職場でなければならないわけではありません。

選択肢5:適切

インターンシップは原則として無給(教育的側面)ですが、実質的な労働とみなされる場合(直接生産活動に従事し、指揮命令下にある等)は、最低賃金法等の労働法規が適用され、有給となります。

問39

正解:3

選択肢1:適切

最終的な目標はクライエントの自立(自律)であるため、コンサルタントへの依存から離れ、自ら行動できるよう支援します。

選択肢2:適切

自分の行動や感情を客観的に観察する「自己モニタリング」は、自身の行動を制御・改善するセルフコントロールにおいて極めて有効です。

選択肢3:不適切

バンデューラ(Bandura, A.)の自己効力感(セルフ・エフィカシー)において、「ある行動がどのような結果をもたらすか」という予測は結果予期であり、「ある行動をどの程度うまく遂行できるか」という自信は効力予期です。設問の記述は、結果予期と効力予期の内容が逆になっています。

選択肢4:適切

行動が達成された際に、自分で決めた報酬(ご褒美)を自分に与えることは、行動の定着(強化)に繋がります。

選択肢5:適切

実行した結果について、クライエント自身がどう評価しているかを確認し、必要に応じて客観的なフィードバックを行い、次の行動の修正に繋げます。

問40

正解:3

選択肢1:不適切

新版OHBYカードは、簡易的な職業興味検査や職業情報の提供に適していますが、人格検査や精密な適性検査を伴うような「本格的な自己理解」の全容を網羅するものではありません。

選択肢2:不適切

職業レディネス・テスト(VRT)は、クランボルツではなく、ホランド(Holland, J. L.)の理論(RIASEC)に基づいています。

選択肢3:適切

VPI職業興味検査は、ホランドの理論に基づく6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)と、5つの傾向尺度(自己統制、抑うつ、攻撃性など)が算出されます。

選択肢4:不適切

キャリア・インサイトにおいて、行動特性評価(シミュレーション)が設定されているのは、主にMC(ミッドキャリア)コースです。ECコースには含まれていません。

選択肢5:不適切

GATBの紙筆検査(特に手先の器用さを測る検査)において、検査用紙の向きを変えることは、検査の標準化された条件を崩すことになるため、認められません。ルが作成・公開されています。

リンク集

https://shasha-blog.com/1-15-41-45

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