第15回 1級キャリアコンサルティング技能検定 学科試験 解答(問31〜35)
この記事について
「第15回 1級キャリアコンサルティング技能検定 学科試験」
の解答解説を作成しました。
過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。
解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。
1記事5問ずつアップしています。
問31
正解:1
選択肢1:適切
問題解決学習は、デューイ(Dewey, J.)らによって提唱された方法で、学習者が自ら課題を見出し、能動的に解決するプロセスを通じて、知識の習得や思考力の育成を図るものです。
選択肢2:不適切
体験学習のサイクル(コルブの経験学習モデル等)は、一般的に「具体的経験→内省的観察→抽象的概念化→能動的実験」という流れをとります。
選択肢3:不適切
発見学習法(ブルーナー)は、学習者が自ら法則性等を発見するプロセスを重視しますが、基礎知識が不足している場合や効率性が求められる学習には不向きな面もあり、あらゆる課題に有効とは言えません。
選択肢4:不適切
プログラム学習(スキナー)は、スモールステップや即時確認の原理に基づき、「個人のペースで進める(個別学習)」ための方法であり、一斉授業を行うためのものではありません。
選択肢5:不適切
ジグソー学習は、一つの大きな課題を分担し、それぞれ別のグループ(エキスパート・グループ)で学んだ内容を持ち寄って、元のグループ(ジグソー・グループ)で教え合う協調学習の手法です。
問32
正解:2
選択肢1:不適切
スーパーバイザーは、スーパーバイジーの力量不足がクライエントに不利益を及ぼすと判断した場合、専門領域への参入を制限したり、適切な指導の下での実施を促したりする倫理的責任を負います。
選択肢2:適切
弁別モデル(バーナード)は、スーパーバイザーがスーパーバイジーのニーズに応じて「教師」「カウンセラー」「コンサルタント」という3つの役割を使い分けるプロセスモデルです。
選択肢3:不適切
「権威的」ではなく、グループ全体に対して行うのは「グループ・スーパービジョン」です。権威的かどうかは態度の問題であり、実施形態を指す言葉ではありません。
選択肢4:不適切
スーパービジョンにおいて、指導・評価の側面はありますが、基本的には信頼関係に基づく共同作業であり、不必要な「権威的態度」を維持することは効果を阻害します。
選択肢5:不適切
助言や示唆を受けて実際に行動するのはスーパーバイジーであり、専門家としての主体的責任はスーパーバイジー本人が負います。
問33
正解:4
選択肢1:不適切
スーパービジョンは、具体的な技法だけでなく、専門家としての倫理観、自己覚知、マインドなどの「人間性」や「態度」の育成も重要な指導対象に含まれます。
選択肢2:不適切
守秘義務の関係上、事例をスーパービジョンにかける場合は、原則として事前に相談者から承諾を得るか、個人が特定されないよう適切に匿名化を行う必要があります。
選択肢3:不適切
スーパーバイザーも、自身の専門外や経験不足の領域については、限界を認めて他の指導者を紹介するなどの対応が求められます。
選択肢4:適切
企業領域におけるスーパービジョンでは、個人の相談支援に関する指導のみならず、組織の課題解決(コンサルテーション)や環境への働きかけに関する指導も重要です。
選択肢5:不適切
スーパービジョンには、個別のケーススタディだけでなく、スーパーバイジーが組織等に対して行う「事例指導(ケース指導)」そのものへの指導も含まれます。
問34
正解:3
選択肢1:不適切
傾聴は、単に一方的に聴くことではありません。言葉や非言語情報を捉え、相手に「理解していること」を応答するという相互的なプロセスです。
選択肢2:不適切
傾聴(来談者中心療法)の基本は「無条件の肯定的関心」であり、カウンセラーの価値観で善悪を評価したり、諭したりしてはいけません。
選択肢3:適切
カタルシス(浄化)効果とは、心の中に抑圧されていた感情を言葉にして表出することで、苦痛が緩和され、気持ちが楽になる現象を指します。
選択肢4:不適切
早期のアドバイスは、クライエントの自己探索を妨げる可能性があるため、傾聴においては慎重であるべきです。
選択肢5:不適切
問題解決の主体はあくまで「クライエント」自身です。カウンセラーは、クライエントが自ら解決に向かう力を発揮できるよう支援する立場をとります。
問35
正解:3
選択肢1:適切
実践的能力証明シートは、職務経歴や資格だけでは見えにくい「現場で発揮できる具体的な能力」を可視化するためのツールです。
選択肢2:適切
自身の強みを客観的に整理できるため、就職活動でのアピールポイントとして有効に活用できます。
選択肢3:不適切
実践的能力証明シート(旧:ジョブ・カード様式3)は、特定の「職業(ジョブ)」ごとに用意されていますが、分類は15の職業別といった固定的な数ではありません。
選択肢4:適切
知識・スキルだけでなく、仕事に取り組む「態度・姿勢」なども含まれます。
選択肢5:適切
厚生労働省から、企業や教育機関に向けた活用マニュアルが作成・公開されています。
リンク集
この記事が良いと思ったら
↓❤️クリックをお願いいます。ブログ運営の励みになります。





