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「第14回 1級キャリアコンサルティング技能検定 学科試験」

の解答解説を作成しました。

過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。

解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。

1記事5問ずつアップしています。

問1

正解:5

労働政策研究報告書No.223『企業のキャリア形成支援施策導入における現状と課題』|労働政策研究・研修機構(JILPT)

選択肢1:不適切

「企業のキャリア形成支援施策導入における現状と課題(2023年)」によると、従業員の能力開発に「積極的(「やや」を含む)」と回答した企業の割合は、従業員数が多い企業ほど高くなる傾向にあります。

選択肢2:不適切

「従業員の能力開発は、企業 の責任である+どちらかと言えば企業の責任である」と回答した企業は、従業員数「1000 人 以上」88.8%と最も多かった。概して、従業員数が少ないほど「従業員の能力開発は、従業 員個人の責任である+どちらかと言えば従業員個人の責任である」と「無回答」の企業が増 えていた。従業員数が多いほど「従業員の能力開発は、企業の責任である」と回答した企業 が多かったと言える

選択肢3:不適切

「個々の従業員が当面の仕事をこなすために必要な能力を身につけることを目的に能力開発を行っている」も「29 人以下」33.5%、「30~49 人」33.6%と従業員数が少ないほど多かった。一方、 「当面の仕事に必要な能力だけでなく、その能力をもう一段アップできるよう能力開発を行 っている」は「1000 人以上」58.2%が最も多かった。

選択肢4:不適切

従業員に占める 45 歳以上比率別の能力開発の責任主体を示した。図示したとおり、「従業員の能力開発は、従業員個人の責任である+どちらかと言えば従業員個 人の責任である」という回答は従業員に占める 45 歳以上比率が「1割程度」21.9%で最も 多かった。一方、「従業員の能力開発は、従業員個人の責任である+どちらかと言えば従業員 個人の責任である」という回答は「0%」0%、「0超~5%」11.9%に加えて「3割程度」 10.6%、「4割程度」11.7%も少なく、図に示された限りでは明確な傾向を読み取ることが 難しかった。ここでは、ひとまず従業員に占める 45 歳以上比率と能力開発の責任主体には明確な関連性はないと考えられる。

選択肢5:適切

3年前と比較して新入社員の定着率が「大幅に増加・上昇」したと 回答した企業では「従業員の能力開発は、企業の責任である+どちらかと言えば企業の責任 である」92.4%の値が最も大きく、「従業員の能力開発は、従業員個人の責任である+どちら かと言えば従業員個人の責任である」5.1%の値が最も低かった。概して、新入社員の定着率 が増加しているほど、能力開発の主体は企業であると回答する傾向が強いことが示される。 

問2

正解:5

「働く環境の変化に対応できるキャリアコンサルタントに関する報告書」

選択肢1:不適切

キャリアコンサルタントの役割は、単に企業の求める人材像に労働者を適応させることではなく、労働者の自律的なキャリア形成を支援することにあります。

選択肢2:不適切

キャリアコンサルタントは、一方的にキャリアの道筋を「提示」し「管理」する立場ではなく、労働者が自ら意思決定できるよう寄り添い、伴走する役割を担います。

選択肢3:不適切

「監視役」という表現は、キャリアコンサルタントに求められる中立性や信頼関係(ラポール)構築の観点から不適切です。

選択肢4:不適切

記述内容は生活保護や社会保障制度に近い概念であり、キャリアコンサルタントの専門的な役割を説明するものとしては不十分です。

選択肢5:適切

変化する社会ニーズを酌み取り、自己研鑽を続けながら自律的な姿を示すことは、これからのキャリアコンサルタントに求められる重要な行動指針です。

〈自らも職業的自立を目指す〉
昨今の副業・兼業やフリーランスといった働き方の変化、選択肢の広がりへの対応など、カバーすべき対象は 多岐に亘り、時に可変的でもある。活躍の場を求め職域拡大をしようとするならば、既述の「働く」についての 変化要素や社会ニーズを的確に酌み取り、必要な自己研鑽を重ね、変化に的確に対応した支援を行うこと を通して、自らも職業的自立を目指す姿が望ましい。(P11)

問3

正解:1

選択肢1:適切

エリクソン(Erikson, E. H. )は、アイデンティティ(自己同一性)の本質として、内的同一性と連続性の感覚を挙げました。

選択肢2:不適切

エリクソンの発達段階の第4段階は「学童期」であり、課題は「勤勉性」です。「成人前期」は第6段階にあたります。

選択肢3:不適切

「同一性(アイデンティティ)対 同一性拡散」は、青年期(第5段階)の発達課題です。成人期(成人前期)の課題は「親密性対 孤立」です。

選択肢4:不適切

第8段階(老年期)の課題は「統合 対 絶望」です。「老年的超越」は、エリクソンの死後に妻ジョアンによって提唱された「第9段階」に関連する概念です。

選択肢5:不適切

「世代性(次世代育成)」は成人後期(第7段階)の課題です。老年期(第8段階)の課題は、これまでの人生を振り返り価値を見出す「統合」です。

問4

正解:3

選択肢1:不適切

アドボカシー(権利擁護・代弁)において、クライエントを取り巻く「環境」や「システム」への働きかけは、カウンセラーの重要な役割の一つです。

選択肢2:不適切

クライエントが自ら行動できない状況にある場合、カウンセラーが「クライエントに代わって(on behalf of)」行動することも含まれます。

選択肢3:適切

「社会的・政策的なアドボカシー」は、公共の場においてクライエントやその集団の利益を代弁し、制度や法律の改善を求める活動を指します。

選択肢4:不適切

「エンパワメント」は、クライエントが「自ら」アドボカシーを行えるよう力を引き出す支援を指します。代わりに行動することは「代弁者」としての役割です。

選択肢5:不適切

「システムに対するアドボカシー」は、機関や組織内の障壁を取り除くための働きかけを指します。個人のスキルアップ支援は、エンパワメントの範疇です。

問5

正解:1

選択肢1:正解

ホランド(Holland, J. L. )の6つのタイプ(RIASEC)の定義に基づいた組み合わせです。

A:機械や物体を対象とする=現実的(Realistic)

B:規則や方式を重視する=慣習的(Conventional)

C:経営や運営を好む=企業的(Enterprising)

D:対人奉仕を好む=社会的(Social)

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