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体重を記録するだけで痩せる理由 【今日の学び】

この記事で得られること

 今日はオーディブルで聴いている「後回しにしない技術」から、反応成効果と自己観察技法を学び成したのでアウトプットしていきます。

 この記事を読むことで、体重を落としたいけど何からしていいかわからないという人や、なかなか行動に結びつかない、なかなか成果が伸びないと悩む人の解決のヒントとなります。

反応性効果と自己観察技法

反応性効果

誰かに見られている時と、見られていない時では人の行動は変わります。

これが反応性効果というらしいです。
例えば、防犯カメラで防犯率が下がったり、寄付金箱の横にロボットを立たせたところ、ロボットが立って着ない時より30%も寄付金額が増えた。とか、無人の売店のメニューに目を書いたら売上が上がったなど、効果が見られている。

なぜ、実際に人が見ていないのに、このような成果が出るのか。

それは、写真でも絵でも目というものを脳が実物だと錯覚するから。みたいです。

だから、見られているというイメージが与えられれば、それで効果が出るようです。ちなみに、自分の目でもこの効果はあるようです。

自己観察技法

そして、この反応性効果を導き出すために、自分の行動を観察して記録し、行動をコントロールしようという技法を自己観察技法と言います。

自分を客観的な目として利用するってことですね。行動を客観的に見られるように観察して記録する。そうすると自分という目を意識して行動が変わるという論理です。

望ましい行動を増やして、望ましくない行動を減らしたいときに、色々なことで使える技法です。

例えば、ダイエット、筋トレ、貯金、禁煙などなど。全てに使えそうですね。

なぜ、良い効果が得られるのか?

行動を観察することで、その行動を維持したり、より良い行動に変化させる傾向があるからです。
観察、記録すると、自分の行動を客観的に見られるため、何処がいけないのか、などの悪い部分が分かりやすく改善のイメージがしやすくなるからみたいです。

確かに、体重の記録をつけていると、体重増えた日は前日、何がだめだったのかな?食べ過ぎ?運動量減った?みたいに考えますね。記録してなければ、その行動自体に良し悪しの評価はつきません。そうすると、悪い行動を繰り返していることに気づくのが遅れ、気づいた時には太ってしまっていた。ってことになりかねませんね。


このように、行動を評価して、フィードバックし、良かった行動は繰り返すという風に、自分の行動をコーディネートができるようになります。

「体重を記録すると痩せる」と良く言われているのは、こういうカラクリがあったのですね。

さらに効果を上げる方法

この効果をさらに上げる方法があります。

それは、観察記録を数値化し、グラフなどさらに視覚的に分かりやすくする事です。
そうすることで、さらに、ああしよう、こうしようと脳が考え始めるみたいです。確かに、図で分かりやすく体重が落ちていればもっと落としたいって気分になりますよね。
今は、体重計と連動して体重を拾ってくれて、さらにグラフまで作成してくれるアプリが沢山ありますので有効に使えば力になりそうですね。

もう一つは、宣言効果を使うです。
宣言効果は、物事を宣言すると、その成功率が上がるという効果です。
理由はまた、別の記事にしようと思いますので、今はそういうものなんだ。と流してください。
体重の減少をSNSでUPすると、もっと頑張らなきゃ。という気分になり、モチベーションが上がったり、それを見た人から反応をもらえたりしてモチベーションが上がる可能性があります。また、少し上手くいかない問いなどは、詳しい人からアドバイスをもらえたりするかもしれません。

体重を測って計測する。ただそれだけなのに、人間の心理を巧みに利用した戦略だと思います。
実践している人は多いかと思いますが、まだ実践していないなら、是非試してください!