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正しい体の癒し方 睡眠で癒す【不老長寿メソッド④】

この記事について

「不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる」鈴木 裕著 を読んで気付いたことなどを書いていこうと思います。

この記事を読むことで、「不老長寿メソッド」の読んで感じた自分なりの大事なポイントが理解できます。

アンチエイジングについて、興味がある方に読んで欲しい1冊です。

本の構成としては、

Part1で理論編として、なぜ苦痛と回復が必要なのかが書かれています。
Part2、3は実践編として正しい苦痛の与え方、正しい回復の仕方が書かれています。
Part4では、ロードマップ編として、タイプ別のアンチエイジング方法が提案されています。

今回はPart2の実戦編の「正しく癒える」の「睡眠」について気になった事などを書いていきます。

本のレビュー

著者について

鈴木 祐(すずき ゆう)

1976年生まれ 慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在は書籍や雑誌の執筆を手がける。

著書

「最高の体調」「ヤバい集中力」他多数

不老長寿メソッド かんき出版

本の概要 実戦編 正しく癒える

アンチエイジングのサイクルは、ダメージ(苦痛)→回復(癒し)でした。

回復メニューは、以下の4つ。

  1. 栄養素
  2. 睡眠
  3. 美肌
  4. 脱洗脳


前回の記事では、「栄養素」について書きましたが、今回は「睡眠」に注目したいと思います。

睡眠

体を回復させる行動といったら、上位に「睡眠」が来ると思います。

睡眠。凄く大事です。

でも、意外と疎かにしがちだったりします。

寝れれば何でもいいと思っている人、多くないですか?

自分も少し前までその一人でした。

ですが、カロリー同様、質が大事です。

どのように寝るか。寝ている間に何が起きているのか。などが大事だったりします。

この本には詳しくは書いていないのですが、レム睡眠、ノンレム睡眠の関係も非常に重要になってきます。

睡眠について詳しく知りたい人は、過去記事で「最高の睡眠」「睡眠の科学」をレビューしてますので、よかったら読んでみてください。

この本では、睡眠の質がどの程度良いかを測る目安として、「スリープ・チェックリスト」というリストが掲載されていて、快眠認知、快眠環境、快眠行動の3分野で各分野8項目程度の質問が書かれていて、その質問を答えていくと自分の快眠度の目安がわかるようになっています。

質の良い睡眠を取るための方法をいくつか紹介します。

睡眠環境を整える

睡眠の質を上げたければ、まず、これをやるべきでしょう。

  • 室温を18〜19度  (研究でこの温度が一番入眠には良いみたい)
  • 部屋に時計は置かない (時間が気になって寝れなくなる)
  • 換気をしっかりする (二酸化炭素は睡眠の質を下げる)
  • 寝る前のブルーライトを避ける (ブルーライトは睡眠の大敵)

といいようです。

道具にこだわる

環境が整ったら、道具の力も借りましょう。

自分は最近、アイマスクや、マットレス。それとカバーなども新調して、睡眠の質をあげる工夫をしています。

アイリスオオヤマのマットレスを使っているのですが、結構良い感じです。

いつか、レビューしたいと思います。

他には、重いブランケットを使う。というのが紹介されていました。

重いブランケットがあるなんて初めて知りました。

重いブランケットが良い眠りに影響を与えるようです。

確かに考えてみれば、昔、実家の布団、めちゃくちゃ重かったの覚えてます。
でも、ぐっすり眠れてた気がします。
それと同じ感じなんですかね。

ちなみに、推奨されているのは7kg前後のブランケットです。

重っ!!

ネットで調べてみたら、1万円前後で買うことができるようです。
思いとブランケットの方が寝づらいと思いそうですが、逆にそれが安心感を与えたりして、快眠につながるようです。

毎日使うものだし、(夏は流石に無理かもしれませんが)、これで快眠が得られるなら、悪くない投資ですよね。

寝室では寝るだけにする

寝室では寝るという行動以外しない。と徹底する。

こうすることで、寝室に入ると脳は寝室と眠るという行動を結びつけるので、入眠がスムーズになります。

それが、ベットの中でスマホを見たりすると、ブルーライトで入眠が阻害されているのに、脳まで、寝室に、「寝る」という行動と「スマホをいじる」という複数の行動があり、どちらを結び付けたら良いか分からず混乱してしまうようです。

ちなみに、複数選択肢があった際は、脳は、より簡単な方を選ぶようです。

つまり、寝つきが悪い人にとって寝ることは難し事に分類されると思いますので、「スマホをいじる」という事が選択され、脳は眠るどころか覚醒してしまいます。

恐らく、日常生活の行動の中で、「スマホをいじる」という行動のハードルの低さは、上位に入るのではないかと思います。だからこそ、これだけ依存性が高いのです。

だから、不眠気味でない人も、脳は「寝る」と「スマホをいじる」という選択になった場合、より簡単な「スマホをいじる」を選択すると思いますので、要注意ですね。

まとめ

睡眠は本当に奥が深いです。

でも、極めればきっと自分の人生の質が上がると思います。

人生の約3分の1を眠って過ごすので、そのクオリティは大事にしたいですよね。

自分は重い毛布が凄く気になっているので買ってしまうかもしれません。

もし、買ったらレビューします!

妻の許可が降りたらですが・・・・。

「栄養素」「睡眠」と来ましたので、次回は美肌について書こうと思います。

男に美肌は無縁と考えていた自分ですが、これを読んで、考え方を変えました。

詳しくは、次回の記事で。

今回も、最後まで読んでいただき有り難うございました。

また、次回の記事で。