自分自身について
今年を漢字一文字で表すとしたら
今年を漢字一文字で表すならば、「迷」だと思います。
新しい職場の2年目で、まだまだ、仕事自体に慣れないこともありましたが、自分の働き方、仕事に対しての考え方など、これで良いのか?という思いが生まれた1年でした。
価値観が合わない人との付き合いに、どうしたら良いのか試行錯誤しました。
一時は、気に入られようと自分らしくない振る舞いをしていた時期もありました。
でも、すぐにボロが出てて、結局、自分的にもストレスが溜まる一方で。
それと、自分より仕事のできる同僚と比べられている気がして、自分で自分にプレッシャーをかけていました。
他からしたら、比べてなどいないかもしれないし、もしかしたら、比べる対象にすらなっていないかもしれないのに、勝手に虚勢を張って、自分を大きく見せようと必死でした。
そんな状況から、自分の行動が自分でも納得出来ない状況で。
しかも、仕事が忙しく、ほとんど自分の時間が取れない毎日でした。
仕事以外の時間が豊富にあれば、プライベートの時間に逃げ込むことが出来たのですが、仕事→帰ってすぐ寝るのループで、1年のほとんどを仕事をして過ごしたため、その時間で自分を表現するという方法しかなかったように思えます。
でも、そのステージは俺には合っていない、完全アウェイ。
動けば動くほど、深みにハマっていく感じで、本当に辛かったです。
煩悩を知る
こんな状況が辛く、どうしたものかと考えていたときに、出会ったのが、仏教の「煩悩」という考え方です。
その中でも、「七慢」に出会って、少し心が軽くなりました。
そのまま、今の自分を言い表していて、自分の内面が言語化されて、外に出ると、理解された気分になって心が軽くなりました。
この煩悩は、人間である以上、取り除くことのできないものであることも知りました。
逆に言えば、そう言うものだということを理解して初めて、上手に付き合えるということに気づきました。
どうしたら良いのだろう。自分はこのままでいいのだろうか。という「迷」の中、淡い光をくれたのが、この考え方でした。
これが、即ち、自分の迷いの答えかというと、そうではないと思いますが、一歩進む道標になったように思います。
大晦日と煩悩
大晦日には108回除夜の鐘が鳴り響きます。
その数は、人間の煩悩の数。
本当に、人間は色々な事を考えます。
その癖を知るのに、煩悩は知っておくべき知識だと思います。
役に立たなかったとしても、それはそれで、いいと思います。
「備えあれば憂いなし」
道に迷った時のために、しっかり準備をしておくことが大事なのだと思います。
そのためにも、どのようにして迷うかを知るために、煩悩を知ることが近道なんだと思います。
目標について
2023年の目標として、体脂肪15%、富士山登頂、簿記3級取得、読書40冊の4つを大きな目標としていました。
体脂肪15%について
目標は未達成です。
今まで、ダイエットをしてきて、なんとか維持していた感じですが、連日の激務で夜が遅くなり、夕食を食べる量が増え、しかも睡眠時間も定まらず、生活が乱れました。
今も乱れています。
それが原因なのかは不明ですが、体脂肪は増えていて、健康診断時には18%でした。
年末に体脂肪を計測をしていないのですが、おそらく20%から18%の間かと思います。
15%どころか、維持すら出来ませんでした。
これも、自分を見失っていた結果なのかと思います。
最近では、やらなければいけない事への踏ん張りが効かず、簡単な、楽な方向に逃げていくことが多い気がします。
そんな自分に自己嫌悪を感じ、やる気は低下。
負のループとなりました。
それでも、まだ、ギリギリ維持できているところを見ると、まだまだ、自分も捨てたもんじゃないと思います。
ですが、下降トレンドであることは間違い無いので、来年は試行錯誤して、なんとか上昇トレンドへ変えなければいけないと考えています。
この目標は、来年も引き続き継続で、最終目標は、伏黒甚爾のような肉体です!
頑張ります。
富士登山について
これは7月に登頂できました。達成です!
登山には、全く興味はなかったですが、死ぬまでに一度は登りたいと思っていたことと、登れる時期はかぎらるということで、なるべく早い時期に達成したいと思い、今年設定した目標です。
過去のブログに書いていますが、
頂上で素晴らしい雲海を眺めることができましたが、辛すぎて、登って下山するまで、一度も登って良かったと感じませんでした。
登山中は、「早く終われ、二度と登らねぇ」って思いながら登っていたくらいです。
ですが、下山後、家に帰ってみて、写真を眺めていると、その壮大さに後追いで感動が来て、徐々に達成感が生まれてきました。
また、登っても良いかな?って気になったのは、本当に不思議です。
今での、なぜ、山に登りたくなるのか、不思議な感覚です。
富士登山後も、11月に丹沢山、12月に大山と登山をしてきました。
最近のネットショッピングとYouTubeの履歴は登山関係ばかりです。
富士登山は、自分に目標というものの達成とは別に、新しい趣味をくれました。
これも、何かの縁だと思いますので、心の赴くままに来年は登ってみたいと思います。
来年は、山小屋泊して1泊2日の登山旅など挑戦したいですね。
簿記3級取得について
これについては、未だに取得できていません。
仕事の合間に、ちょこちょこ勉強を進めているのですが、仕事が忙しくなると中断、中断している間に忘れる、また、覚え直しと、効率が悪い勉強方法で今の職場にいるうちは、資格の取得は難しいと判断し、気長にやることにしまいた。
いますぐ、簿記の取得が必要というわけでは無いので、時間はかかっても良いと思ってます。
ただ、経済的自由を得るためには必須の考え方だと思っていますので、いずれ取ろうと思いますが、今はそこまで必要のない資格だと感じました。
FPと違って、実務的な要素が多く、株ではファンダメンタルズ分析などもしないのと、会社員ということもあって、すぐには必要なさそうです。
実務的に必要になった時に、恐らく学び直さなければいけないので、その時に取得しても遅くないかなと思います。
時間が有り余って、取るという分には良いのですが、今は何分のその時間が取れるか否かが、仕事に左右されてしまって本当に計画が立てられません。
なので、今の段階では、3級取得は目標としては入れない予定です。
読書について
2023年は55冊の本を読みました。
振り返ってみて、こんなに読んだんだと自分でもびっくりしています。
オーディブルで通勤中に読書できるというのが大きいです。
今年の特徴としては、小説を読むようになったということ。
小説は、オーディブルで主に聞いています。
オーディブルでビジネス書を聴くと集中できない時は、他の事を考えてしまい、内容があまり頭に残っていないことが多かったです。
その点、小説は、次の展開が気になって、まるで、ドラマを見ているように感じます。むしろ、歩いていることを忘れるくらいです。
本屋大賞を受賞したものから、目のついたものを読んでいます。
印象的なのは、「汝、星のごとく」や「黄色い家」、「今夜、この世界から恋が消えても」「デェフ・ヴォイス」などですが、それ以外も読んだ小説全部面白かったです。
というより、面白いものだけ最後まで聴くので、結果的に全て面白いのですが。
紙の本で読むのは、基本的に知りたいとこ、身につけたい事をが中心です。
図書館にある場合は、図書館で、なければメルカリ、なければ新品購入って感じです。
ジャンル的の多いのは、心理学的なものが多いです。
最近は、仏教、ブッダの教え、に興味があって、それ関連の本を読んでます。
読書をするようになって、自分が本当に無知であった事に気づきました。
それを、有智であるように振る舞っていたりして、本当に恥ずかしい。
どれだけ、本を読んでも足りることはなく、読めば読むほど、知識に足らないことが多いと気付かされます。
もっと読みたい、知りたいと思いますが、本を読む時間にも限りがあり、ほぼ無限に近い数の書籍を前にすると、絶望を感じることもあります。
本の海から、1冊の本を選ぶことは至難の業です。
優柔不断な自分には、選びきれず、複数冊買ってしまい、読まれずに積まれている本が多くあることは、本好きならわかってくれる現象でしょう。
そんな、本好きがついつい起こしてしまう、積読をすることも、今までの自分とは違う部分であり、なんだか少し大人になった気がしたりします。
来年も、年間40冊を目標に読書しながら、今年の55冊を超えられるといいなと思います。
ただ、冊数だけ伸ばすのが目的ではなく、使える知識を増やすことが目的です。
ですので、今年は、もう少し、アウトプットを意識的にやっていきたいと思います。
ブログでアウトプットしたいのですが、1冊を1記事にまとめるのって意外と大変で、うまくまとめられない自分は、書いては破棄の繰り返しで一向に投稿が増えません。
来年の課題として、頑張りたいと思います。
2024年も頑張ります
あと、数時間で2024年
今年は、散々「迷」ましたが、2024年はそれが良い「迷」であったと報告できるよう、日々精進して生きたい思います。
2023年もお世話になりました。
2024年もよろしくお願いします!