Book

「君と会えたから」から受け取ったこと

本のレビュー

この記事について

喜多川泰さん著の「君と会えたから」をオーディブルで聴いた感想を書きます。

この本から受け取ったメッセージ

生まれたその時から約束された、たった1つのこと

それは、「死」です。

逆にいれば、それ以外は何も決まっていないということ。

そういう視点からすれば、なんでもできる無限の可能性があるということです。

この本を読んだ人の感想の中に、「そんな言葉綺麗事だ」なんて意見もありました。

確かにそうとも思えます。

でも、成功している人の多くは、「無限の可能性がある」というところから始まったのでは無いでしょうか?

最初から悲観した人が成功を収めることはできません。

成功したいなら、「無限の可能性」を持っていると信じることが必要不可欠なんだと思います。

「無理」「綺麗事」という言葉から未来は生まれないのです。

この本を読んでいると、綺麗ごとと思ったとしても、その言葉にあえて騙され、必死になってその可能性を追いかける人生の方がなんだか楽しそうな気がしてきました。

人生はたった1度きりなのですから。

お金とは

この本では、お金を感謝だと言っていました。

この本以外にも、そのような表現をしている本があったなぁ。と思いましたが、どの本かは忘れてしまいました。

本以外にも、成功者はお金儲けをしようとしているのではなく、皆が幸せになる仕事をしていた結果、お金持ちになっていた。とか言っていたのを思い出しました。

誰かのために働いた結果、感謝の代価としてお金を受け取っているのです。

私も、あなたも、全ての人は色々な人からの感謝の代価を受け取っているのです。

でも、私は給料を受け取った時、そのようには思いません。

自分の時間を差し出した代価だと思っていました。

それは、正しいかもしれませんが、成功者はそう考えていないのでは無いでしょうか。

お金持ちでない人は、お金を稼ごうとします。

お金を稼ぐということは、自分のためにです。

誰かのためにではなく、自分のために働いているのです。

成功者との違いはここにあるのだと思いました。

自分のためではなく、誰かの幸せのために仕事ができるようになった時、成功へのステップを1つ上がれるのだろうなぁ。なんて思いながら読んでいました。

自分のためでなはく、誰かの幸せのために働く。

長い間仕事をしてきましたが、持っていなかった考え方です。

世の中の全ての仕事は、誰かの幸せのためにあります。

自分達はその大きなシステムの1つの歯車として働き、世の中に幸せを提供しています。

ですが、そのシステム(会社)が大きいこと、マニュアル化されているということ、自分という歯車があまりに小さいことなどの理由で、システムの大義が見えにくくなっているのだと思います。

これからの自分

人間には無限の可能性があるみたいです。

高校生くらいの年代にこの言葉は響くかもしれません。

でも、40過ぎの人間にもその可能性はあるのだろうか。と少し考えてしまいます。

でも、ここで「無理」だと思って行動しなければ、それは言葉通り「無理」なのだと思います。

「無限の可能性」という言葉に騙されて、行動を起こした人には、少なくとも、その段階では「無理」では無いのです。

1度きりしか無い人生、無駄なく無難に過ごすのも良いと思います。

なんとなくわかりきった毎日を過ごすことが幸せと思うことも自由です。

でも、自分は「無限の可能性」という言葉に騙されてみたいな。と思っています。

まだ、何ができるか。何がしたいか。はっきりしていませんが。

取り敢えず、多くの「感謝」を集められる人間になりたいな。と思いました。

まとめ

今の自分に何ができるか。とか、何がしたいのか。

この問いは最近、頻繁に考えます。

でも、未だに答えは出ていません。

まだ、まだ自分と向き合わなければいけないなぁ。と感じます。

自分と向き合うための道具として、本はとても良い道具だと感じます。

もう少し、早くに気づいていればもしかしたら、もう答えは出ていたのかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は「君と会えたから」を読んで感じたことを書いてみました。

人生このままで良いのか?と感じている人におすすめの1冊となっていますので、是非読んでみてください。

それでは、次回の記事で。