この記事について
「不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる」鈴木 裕著 を読んで気付いたことなどを書いていこうと思います。
今回は「美肌」について書くのですが、この本を読んで自分にとって一番インパクトがあった部分でした。
スキンケア、「美肌」に興味がない人ほど、読んで欲しい記事です。
この記事を読むことで、美肌は男には関係ないと思っている人は、「美肌」の捉え方が変わるかもしれません。
本の構成としては、
Part1で理論編として、なぜ苦痛と回復が必要なのかが書かれています。
Part2、3は実践編として正しい苦痛の与え方、正しい回復の仕方が書かれています。
Part4では、ロードマップ編として、タイプ別のアンチエイジング方法が提案されています。
今回はPart2の実戦編の「正しく癒える」の「美肌」について気になった事などを書いていきます。
著者について
鈴木 祐(すずき ゆう)
1976年生まれ 慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在は書籍や雑誌の執筆を手がける。
著書
「最高の体調」「ヤバい集中力」他多数
不老長寿メソッド かんき出版
本の概要 実戦編 正しく癒える
アンチエイジングのサイクルは、ダメージ(苦痛)→回復(癒し)でした。
回復メニューは、以下の4つ。
- 栄養素
- 睡眠
- 美肌
- 脱洗脳
前回までで、「栄養素」「睡眠」について書きましたが、今回は「美肌」に注目したいと思います。
肌は人間を守る臓器の1つ
スキンケアや美肌って、自分には無縁なものと思ってました。
確かに、若い会社の男子などは気を使っているみたいですが、自分は40歳のおっさんだし、今更、どうもこうもできないでしょ。とか思ってました。
若い頃なんて、日焼け止めなんてほとんど塗らず、紫外線に晒しまくっていたせいで、顔に大きなシミできちゃうし。
最近、鏡見ると、老けたなぁ。なんて思ったりもします。
なんか、肌がくすんでいるというか、張りがないというか。
でも、この本を読んで思ったんです。
そりゃ、ケアしなきゃ傷ついたままでしょ。って。
また、こうも書いてありました。
「肌は人間が持つ最大の臓器であり、科学物質、微生物、紫外線などからあなたの身を守るために休みなく働き続けています。」
「不老不死メソッド」 鈴木 祐 著 かんき出版
まさに。
そんな考え方したことなかったので、「あぁぁ。そうだよな。」って凄く納得しちゃいました。
他の臓器同様、肌も臓器で、日々自分を最前線で守ってくれているのものの一つが肌でした。
それを、労いもせずに、働かせ続けていたら、疲弊もしますし、元気だってなくなりますよね。
そして、「回復させてあげなきゃ」って思ったわけです。
スキンケア
スキンケアなんて、右も左も分からないので、そんなの知っている人にとっては、「そんなの当たり前でしょ」とか、「常識じゃん」とか思うかもしれませんが、今までスキンケアに興味が微塵もなかったので、どれも新鮮な情報でした。
僕と同じような人が少なからず居ると思いますので、丁寧に説明したいと思います。
世界標準のケア
スキンケアには、「世界標準」と言えるケア方法が確立されています。
- 日焼け止め 紫外線から肌を守る
- 保湿剤 保水して乾燥を防ぐ
- レチノイド 肌のターンオーバーを促す
シンプルにこの3行程です。
これらを極めれば、十分ということです。
ポイントは巷に溢れる、「この他の方法に惑わされない」こと、らしいです。
意外にシンプルですね。
自分の肌は何タイプ?
スキンケアを始める前に、大前提として、自分の肌のタイプを知っておかなければいけません。
自分もこの歳まで、全然気にしたことなかったので、どれだ?って迷いました。
大雑把に、3種類あって、乾燥肌、脂性肌、敏感肌があります。
どれも聞いたことありますが、自分は、いまいち、どの状態がどうなのかわかりません。
そんな人は、「肌診断」なんて検索すれば自分の肌タイプの目安がわかりますので、調べてみてください。
日焼け止め
それでは、1つ目の日焼け止めから見ていきます。
日焼け止めって、沢山あってどれが良いかなんて判断つきませんよね。
そんな人のために、おすすめの日焼け止めが列挙されていますので、もしどれが良いかわかないならば、参考にしても良いかもしれません。
また、日焼け止めによって紫外線を防止する成分も違いますので、肌の状態(乾燥、脂性、敏感)によって使い分ける必要があるようです。
日焼け止めには「オーガニック」と「非オーガニック」があるようで、肌トラブルがある場合は、「非オーガニック」が推奨されています。
この本で、推奨されている日焼け止め成分ベスト3は
- ビスオクトリゾール
- ドロメトリゾールトリシロキサン
- 酸化亜鉛
取りあえす、これらが主成分のものが日焼け止め性能が良いみたいです。
保湿はワセリンが最強
保湿では、ワセリンが良いみたいです。
安価で、アレルギー反応が起きにくく、香料、保存料も含まれていないところが高評価です。
風呂上がりに、肌が乾燥する前に肌の水分をワセリンで閉じ込めて、保水します。
そもそも、肌と水分ってどう関係しているのか?
肌は水分と油分を蓄えてバリアを作ってダメージから体を守っています。
ですが、そのバランスが崩れるとバリアを張ることが出来ずに体にダメージを通してしまいます。
こう聞くと、「水分大事じゃん」って思いますよね。なるべく、強力なバリア張って体を守ってほしいですよね。
もし、ワセリンが体に合わない場合などは、シアバターなど自分に合う素材のものを使う必要があるようですが、著者が言うにはワセリンで十分みたいです。
ちなみに、この保湿剤も、肌タイプごとに推奨されるものが違っていて、そのおすすめが掲載されていますので気になる方は実際に本を読んでみてください。
レチノイド
最後は、レチノイドです。
自分は、初めて聞いた単語です。
これは、ビタミンAを誘導する成分で、シワを減らしたり、シミ予防、肌のターンオーバの促進などの効果が期待できます。
これは、美容業界という効果の怪しい成分が乱立する中で、しっかりと効果が確立された有数の成分みたいですので、自分みたいに何も知らない人は、迷わず使っても良いかもしれませんね。
この成分については、効果が大きい反面、副作用(痒み、痛みなど)もありますので、低濃度の商品から使用した方がいいらしいです。
詳しい使い方などは、実際にこの本を読んでみるか、レチノール配合の製品に書いてありますので、それに従った方がいいですね。
まとめ
今回は「スキンケア 美肌」をテーマに書いてみました。
男に美肌は不要。と思っていた人間だったので、考え方が変わりました。
全然、必要でしたね。
無知って怖い。
自分は、この本を読んで速攻で、日焼け止め、保湿剤、ターンオーバー促進剤を揃えました!
レチノールは少し高かってので、試しに買えて効果も期待できそうな「ナイアシンアミド」を使ってみます。これもレチノール同様、ターンオーバーを促進する効果あるみたいです。
この本を読んだ事によって、自分に必要と思える新しい知識が増えました。
読まなかったら、ずっと放置しっぱなしと考えると、良い出会いだったと思います。
今回も、最後まで読んでいただき有り難うございました。
次回は、「不老長寿メソッド」の最終回で「脱洗脳」をテーマにします。
また、次回の記事で。