実技(面談)

ロープレ面談(対面) 30回目

この記事について

ロープレ面談実施後の振り返りを綴っています。

本日は、30回目のオンラインロープレに参加した時の感想を書きます。

今回は、対面ロープレ(通算18回目)です。

大体、週に2回から3回のロープレをしています。

ロープレ回数

  • 対面:18
  • オンライン:12
  • 通算:30

ロープレ30回を超えて

面談が全体的に安定してきたように感じます。

ゆっくり、丁寧に。

そして、クライエントの話に集中できる時間が早くなったように思います。

国キャリは、2級と違って、最悪、目標設定までいかなくても口頭試問で方針を伝えれば良いので、ゆっくりクライエントに向き合えるので、落ち着いて面談ができます。

最近は、2級の面談の練習もしているので、せかせかと面談をしそうになってしまい、注意が必要です。

2級は、クライエントとの関係構築と面談の展開のバランスが非常に難しく、まだ感覚がつかめていません。

常識的な言葉

今回のロープレでは「収入が下がる」ということがクライエントの口から出てきましたが、私はそれについて、「そうだよね。収入が下がるのは嫌だよね。」と自分なりに理解してしまいました。

でも、これは、私の内的準拠枠からみた「収入」であって、クライエントの内的準拠枠からのものではありません。

このような常識的な言葉に、クライエントの価値観が絡んでいることが多いです。

ですので、「収入が減るということを、〇〇さんは、どのようにとらえていますか?」とか、「収入が減ることで、どのようなことがおこると考えていますか?」とか、「収入が減ると、どのような感情や考えが浮かびますか?」のように、質問をすることで、クライエントが収入が減ることについてどのように捉えているかを確認することができます。

その問いに返される答えは、クライエントの「収入」に対する価値観です。

ここを聞き出さないことには、前に進まず、ただただ、「収入は減らしたくない」「仕事は辞めたくない」という問題の堂々巡りになってしまいます。

何気ない、スルーしてしまいそうな言葉にこそ、質問を投げかけて、クライエントの価値観を理解することが重要ですね。

言い換えの危険性

自分は、無意識にクライエントの言葉を言い換えて伝え替えしてしまうことがあります。

意識的にできればいいのですが、無意識でそれをやっているので、その部分はとても怖いと思います。

なぜか。

言い換えは、ばっちりとクライエントの感情とあっているなら、関係を深めることにつながりますあが、少しズレていても、多くの場合、クライエントはそのズレをCC側に伝えません。「まぁ、ちょっと違うけど、否定するほどでもないな」という具合に。

皆さんが、クライエントだった場合、どのように反応しますか?

私は、スルーします。間違っているとは言えないからです。

否定されていない=クライエントが認めた

ということではないことに気を付けないといけません。

その小さなずれが、後々に大きなずれとなって現れることがあります。

CCは自分が言い換えた言葉をクライエントがそのように思っているとして、面談を進めることになります。

要するに、話の前提が間違ってしまう可能性があるということです。

この小さなずれは、面談の経過とともに大きなズレとなることがあります。

小さなずれでも、進む距離に応じて、ズレは大きくなります。

その結果、目標設定の段階になって、クライエントから納得いかないというような反応がされるということも考えられます。

ですので、要約や言い換えについては、注意をして、その時のクライエントの反応によっては、クライエントが使っていた言葉を使うか、しっかり、言い換えた言葉をクライエントに合意してもらうかなどして、ズレを修正するように心がけなければいけないと思いました。

まとめ

なんだかんだで、試験までにロープレを30回やることができました。

この回数をこなしたというだけで、自信を持つことができるかなと思います。

バンヂューラの遂行行動ですね。

上手くなっているとか、いないとかは別として、ここまで頑張れたことで、自己効力感が高まります。

国キャリ試験の実技試験まで、後わずかですが、頑張ります!

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