実技(面談)

ロープレ面談(対面) 22回目

この記事について

ロープレ面談実施後の振り返りを綴っています。

本日は、22回目の面談ロープレに参加した時の感想を書きます。

今回は、対面ロープレ(通算13回目)です。

大体、週に2回から3回のロープレをしています。

ロープレ回数

  • 対面:13
  • オンライン:9
  • 通算:22

淡々と話している

今回のロープレでのフィードバックをもらったことは、面談の内容の部分ではなく、自分の面談をしている体制や姿勢についてです。

いただいたフィードバックは、

淡々と話をしていて、身振り手振りの動きが少ない。

とのことでした。

前にも他の人からそのようなことを言われ、その時はオンラインロープレで言われましたので、本当に身振り手振りが少ないんでしょうね。

それを言われてから、他の人の面談を見ていると、ダイナミックに体をつかって相槌を打つ人や、細かく手振りで話をしている人など、様々いることに気づきました。

ですが、自分は、じっと手は膝の上、相槌はそれなりにしていると思うのですが、それ以外体の動きはない感じです。

場合よっては、もう少し体の動きをつけたほうがいいかなと思いました。

身振り手振りについてAIに聞いてみた

キャリアカウンセリングの面談において、キャリアコンサルタントが「身振り手振りを大きくして話を聞く」必要はありません。大切なのは、相談者が安心して話せる雰囲気と信頼関係(ラポール)を築くことであり、必ずしも身振り手振りの大きさが傾聴スキルの有無を示すものではありません。

傾聴時のノンバーバルコミュニケーション

  • ノンバーバル(非言語)コミュニケーションも重要ですが、基本的には自然な範囲でうなずきや相づち、アイコンタクト、表情の変化など、ごく穏やかなジェスチャーを使うことが望ましいとされています。
  • 身振り手振りがあまりに大きいと、話し手のペースや雰囲気を乱したり、落ち着きを損なわせる可能性があるため注意が必要です。

相談者への配慮

  • クライエントが緊張しやすい場合や、静かに話したいタイプの場合は、むしろ控えめな身振り・手振りの方が安心感につながります。
  • 反対に、相談者がジェスチャーが多い場合には、そのペースや表現に自然に合わせることも、信頼構築には有効です。

カウンセラーに求められる姿勢

  • 無理に身振り手振りを大きくしようとする必要はなく、「聞く姿勢」が伝わるような、自然体での対応が何より大切です。
  • 大きな動きよりも、「しっかりと耳を傾ける」「相手の言葉に丁寧に反応する」という基本姿勢を心がけることが、面談の質を高めます。

参考:日本キャリア開発協会(JCDA)や厚生労働省のカウンセリングマニュアルなどにも、過度なノンバーバルコミュニケーションは推奨されていません。


要点としては、「身振り手振りを大きくする必要はなく、自然体で傾聴姿勢を示すこと」がキャリアカウンセリングの基本です。

同じことを聞いてしまった

今回の面談も安定して進められていました。

今回のケースは、「転職しようかどうしようか迷っている」というもので、面談が始まってすぐくらいに、クライエントから、このままこの会社に残るか、新しい環境で頑張るか、を悩んでいる状態でした。

そのことは確認していたのですが、終盤に、再度、「○○さんは、どうしようかなと迷っているということですが、どのような選択肢をお持ちですか?」と聞いてしまいました。

前半に聞いていたのですが、すっかり忘れてしまい、再度質問をしてしまい、ロープレ終了後、「話を聞いて漏れてなかったのかな?」と思ったと感想をもらいました。

大事な部分でしたので、忘れないように気をつけたいと思います。

価値観を捉える

今回のケースは、上司と価値観があわず悩んでいるというもので、クライエントの価値観と上司の価値観について丁寧に傾聴しました。

比較的早い段階で、価値観を吐露していただいたので、関係構築がスムーズに行ったと思います。

クライエントが話したい部分の価値観に触れられると、一気に面談が深まるなと思いました。

1日2回のロープレ

この日は、1日に2回のロープレをやりました。

2回目は、疲れていて集中力も1回目ほどなかったような気がします。

それだけ、1回1回集中して取り組んでいるということなんでしょうね。

人の話を聞くことがこんなに難しいとは思ってもみませんでした。

このような苦労をして、技術を磨いた人ならば、話をお金を払ってでも聞いてもらう価値はあるのかもしれませんね。

その価値にまだ多くの人は気づいていない。

人の話を聞くことは、誰にでもできそうだからですね。

でも、本当の意味で、話を聞いてもらっていることなんて、人生の中でおそらく、そんなに多くはないのでしょうか。

どこかで、聞き手側の価値観を押し付けられたりすると思います。

プロに話を聞いてもらうことに、多くの人が価値を感じてもらえるような世界になってくれるといいなと思います。

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