この記事について
ロープレ面談実施後の振り返りを綴っています。
本日は、18回目の面談ロープレに参加した時の感想を書きます。
今回は、オンラインロープレ(通算8回目)です。
大体、週に2回から3回のロープレをしています。
ロープレ回数
- 対面:10
- オンライン:8
- 通算:18
今回の課題
前回の面談で主訴を意識せず面談を進めていたため、面談があまり深まっていなかったように感じました。
主訴を意識せず面談を進めていくと、質問が散らばり、面談が深まらなくなるのだと感じます。
ですので、今回は、来談目的からおおよその主訴を見立て、その周辺をじっくり深めていくようにしてみました。
また、「〇〇したいけど、できないので、どうしようかと思っている」というような来談目的の場合、「なぜ、そうしないのか」を頭の中に置いておき、関係が深まったあたりで、「どのようなことがハードルとなって、すすめないのか?」を聞くことを意識しました。
ここを聞くと、多くの場合、来談目的から見立てた主訴を変更することとなります。
一層深い、CLの思いが吐露されることが多いからです。
今回の面談についても、その流れで進めたところ、内情を吐露してくれました。
出だしで「なぜ?」は禁物
では、来談目的を聞いてすぐに、「なぜ、そうしたいのに、そうしないのですか?」と聞くことはダメなのでしょうか?
これは、自分の経験なのですが、あまり不安や悩みに寄り添ってもらっていない段階で、「なぜ、そうしないの?」を聞かれると、なんとなく、ザラついた気持ちになります。
この感情を一回味わうといいかもしれません。
ロープレで、CL役をやっているときに、来談目的を話した後、すぐにCCから、「なぜ、そうしないのですか?」と聞いてみてもらってください。
なんとなく、話したくない感じがしました。
ここをどこまで深めるかは個人差があり、一概には言えない部分かと思いますが、まず、今の不安に寄り添い、何をどう思っているのかを聞いていくことが良いと思います。
そこまでの会話のほとんどがCLの会話になるように、CLの心の内を自由に話してもらうことで、関係が深まると思います。
恐らく、CL役をやったことのある人はわかるかと思いますが、話したい場所は、長々と話が続きます。また、声に張りが出たりしますので、そのあたりをキャッチしたら、ほかの話題に移らず、できるだけ寄り添うといいと思います。
続きを聞きたい
今回のロープレでは、本当の面談の様に集中して話を聞くことができたと思います。
終了間際には、本心と思われる部分が吐露され、もっと話を聞きたいと思ってしまいました。
その時は、なぜ、その人がその選択をしたのか。何を思って、そう考えたのか。など、聞きたいと思うことが多かったです。
一緒にその悩みについて考えていきたいなと思ったロープレとなりました。



