養成講座

キャリアについて思うこと

この記事について

先日、5ヶ月間、毎週通ったリカレントのキャリアコンサルタント養成講習が終了し、講座を受ける前と、受けた後での考え方の違いを書き綴りたいと思います。

私自身、キャリアについてどう考えているのかを整理したいと思います。

講座受講前

キャリアというものを大枠で捉えていました。

おそらく、多くの人とキャリアの捉え方は然程変わらないと思います。

知っているようで知らない。

でも、なんだか大事。

そんな感じです。

講座受講後

キャリアというものを深く学ぶことで思ったのは、

「キャリアデザイン」をしっかり持っている人は強い。

ということです。

「キャリアデザイン」をしっかり持っている人は、「今、ここ」を生きているように見えます。

いきいきと、自分自身を生きている。

そんな力強さを感じます。

キャリアデザインを考える上で必須となるのは、

自分と向き合うこと

この行程が、その人を輝かせるのではないかと思います。

自分と向き合う過程において、自分が人生において何を大事にするのかを振り返ることになります。

大事にしたいのに大事にできていないもの。

大事していたものを捨てなければいけない状況。

大事にしていたものを見てみないふりしていたこと。

など、自分の大事にしているものに対しての、自分のこれまでの行動や態度を内省します。

最終的に、一定の仮説を立てることになります。

「私は、これを大事にしたいのだと思う」

という仮定です。

この大事にしたい価値観に沿って、これらかの自分自身の人生をデザインしていきます。

内省をするのに必要な存在

しっかりとしたキャリアデザインを持っている人は、自分自身を内省しています。

この内省は、一人でもできないことはないとは思いますが、俯瞰的に自分を見る必要があるので、誰かの助けを得た方が効率が良いと思います。

その存在が、「キャリアコンサルタント」なんだと思います。

自分自身が持っている、知らず知らずい形勢された見えない思考のフレームを問いによって明らかにしてくれる存在。

それがキャリアコンサルタントなんだと思います。

自分自身の中の思考のフレーム

もう、50歳だから。

就職氷河期だから。

男だから。女だから。

独身だから。

中卒だから。高卒だから。等々

私たちが社会から無意識に与えたれている、思考のフレーム。

これを、ステレオタイプとも言います。

私たちは、知らず知らずのうちに、このフレームの中に閉じ込められ、そのフレームの中での思考を強いられます。

この思考フレームの中は、無駄が省かれ、合理的な一面、選択肢を大きく減らしてしまいます。

私たちが選択して選ばないのではなく、「選ぶ」という選択肢がなくなるのです。

時に、合理的に生きることも重要です。

でも、それは自分自身で選択したくありませんか?

私は、自分で選択したい。

こんなキャリアコンサルタントになりたい

私は、無意識に自分自身の思考フレームにはまり込んでいる人に、そのはまり込んでいるフレームを一緒に見つけ出す手助けをしたい。

限られた命の中で、精一杯「自分」を生きるための手助けをしたい。

「自分」を生きるには、いろいろな方法があると思います。

ですが、現代社会の多くの人にとって、仕事が「自分」に対して大きな影響を与えます。

なぜなら、一生の多くの時間を「仕事」をして生きていくからです。

「仕事」の経験から、否応なしに「自分」が形成されていきます。

環境の影響から、私たちは逃れることができないからです。

だからこそ、「仕事」に対する考え方を変えていきたい。

仕事」は嫌なものではなく、「自分」そのものなんだ

と多くの人が、言えるような

そんな社会にしていきたいなと、今は思います。

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