この記事について
2024年12月22日現在、三菱商事の株は、2500円を割り、2496円となっています。
三菱商事の株価は年初来高値から約33.9%下落しています。
今ここが買い時なのかどうか、検討してみます。
三菱商事について
- 正式名称:三菱商事株式会社(英: Mitsubishi Corporation)
- 本社所在地:東京都千代田区丸の内
- 設立:1950年4月1日(現在の形態として)
- 従業員数:5,000名以上
- 上場:東証プライム市場
三菱商事は五大商社の一つとして知られています。
三菱商事は幅広い事業を展開しており、主な領域は以下の通りです。
- 天然ガス
- 総合素材
- 石油・化学
- 金属資源
- 産業インフラ
- 自動車・モビリティ
- 食品産業
- コンシューマー産業
- 電力ソリューション
- 複合都市開発
バフェットが注目した銘柄
バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイは、2020年8月に日本の5大商社株(三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅)を5%超を取得し、その後段階的に持株比率を引き上げ、2024年には約8%強を保有しています。
バフェットが日本商社株に投資している理由は多数ありますが、その中に理由の中には、
三菱商事を含む日本の5大商社の株価が割安と評価していること、
バフェット氏は、商社の事業が自身の投資会社バークシャー・ハサウェイと似ていることを投資理由の一つとして挙げています。
三菱商事の株が売られている理由
Perplexiyに聞いてみました。
1. 資源価格下落懸念
三菱商事は資源ビジネスへの依存度が高く、資源価格の変動に敏感です。特に、中国経済の減速による需要低下が懸念されています。
2. 利益確定売り
ウォーレン・バフェット氏の投資で話題になった際の株価上昇分が調整されている可能性があります。
3. 収益性の低下
今期の予想ROEは10.2%と、高くはありません。資源価格が好調な時期は収益性が高くなりますが、そうでない時期は収益性が低下する傾向があります。
配当利回り4%
現在の価格2496円で、年間配当は100円です。
配当利回りは4%を超えています。
ただ、株価は下降トレンドで2500円を割り、次の2225円が抵抗線となっていて、それまでは下がる可能性はありそうです。
景気敏感株ですので、もしかするとそれ以上に下がることも懸念されます。
まとめ
下降トレンドにある三菱商事ですが、配当利回りがとても魅力的です。
余剰資金で投資して放っておけるなら、投資しても良いかなと個人的には感じます。
もう少し、様子をみてエントリーを考えようと思います。