この記事について
「告白」のテーマであった「罪と罰」に関連し、ドストエフスキーの「罪と罰」を読んでみたいと思うようになったので、現在、オーディブルで聞いています。
第6編の8までで、40時間以上の超長編なのですが、現在、まだ第1編の4です。
まだ、まだ先は長いので忘れないようにここまでの、「罪と罰」の感想を書いていこうと思います。
「罪と罰」を読んでみた感想
名前は知っていたものの、どんな物語かさえ知らなかったのですが、湊かなえさんの「告白」から、興味が出てきて、読んでいるのですが、率直な感想は、
わかりにくい!!
名作と言われている作品だけに期待して聞いているのですが、全集中しながら聞かないと全く意味がわかりません。
なぜ、わかりにくいのか以下に理由を書いていきます。
登場人物の話が長い
これほどの長編なので、登場人物もたくさん出てくるのですが、1人が話す内容が、無茶苦茶長いです。
え?そんな描写いる?
と言ってしまいたくなるほど、登場人物がクドクド話します。
冒頭、飲み屋で主人公が出会う飲んだくれのおっさんの話なんて、本当の酔っ払いの話を聞いてるかのように、会話がされています。
そう考えると、臨場感は無茶苦茶あるのかもしれない。
とにかく、くどい。
「だから、もういいって!」
って言いたくなります。
また、主人公が母からの手紙を読むシーンがあるのですが、母からの手紙も無茶苦茶長い。
これ、便箋何枚?って思うほど、これもクドクドと話しています。
描写としては、母の後ろめたさのようなものが表現されているのですが、それを差し引いてもイライラします。
これも、本当に後ろめたいことをした人の言い訳を聞いているようでした。
しかも、「これで手紙を終えます」的な雰囲気になったと思ったら、そこから、また、クドクドと始まります。
「もう、ええわ!!」ってツッコミ入れたくなります。
この記事書いていて思ったのですが、これは俯瞰して物語を追っていくというより、端折らず、実際の人間模様を細かに表現した作品なのかもしれないですね。
名前が覚えられない
ロシアが舞台となっているので、当然、名前もロシア人の名前です。
ロシア人の名前って日本人には馴染みがなく、長くて、すごく覚えにくいです。
でも、長くて覚えにくいだけでは無いんです。
長いだけなら、なんとか覚えることはできるかもしれないですが、
なんと、相性、呼称が、無茶苦茶多い。
え?だれ?っていう場面が、もう数え切れないほどあります。
名前が長い長い。全然覚えられない。
そんな感じで、今のとこ苦行です。
例えば、主人公の名前は、ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフというのですが、
「ロージャ」 「ロジオン・ロマーヌイチ」 「ロージオン」などと呼ばれたりします。
しかも、呼ぶ人によって、呼称が固定されているわけではなく、ロージャと呼んだ次の瞬間、同じ人が、ロージオンと呼んだりするように、1つの分に違う名前が混在するんです。
しかも、テキストではなく、オーディブルで聞いているので、「え?誰?何?』という状態になります。
最初、違う人だと思って、相関図とか確認しながら聞いていたのですが、全然、そんな人出てこなくて、調べてみると、愛称、呼称がそれぞれのキャラクターに複数あるみたいで、絶望しました。
まとめ
今回の記事は、「罪と罰」のわかりにくさを書きました。
まだ、3時間程度しか聞いていない、序盤の序盤なんですが、既に降参気味です。
どこまで、頑張れるかわかりませんが、やれるところまで頑張ろうと思います。
でも、今回、このブログ記事を書くことで、新しい魅力を発見できたので、それは良かったと思います。
それでは、また、読み進みたら感想を書きます。
次は、内容について書けるといいな。