この記事について
2023年8月に富士山に登ってから、登山の魅力を知り、2024年は鍋割山に登りました。
それまでは、登山なんて絶対しないと思っていた人間だったのですが、今現在、登山にどのような魅力を感じているのかを書こうと思います。
登山の魅力について
登山の魅力を一言でいうと、「日常では味わえない体験が詰まっている」からです。
具体的には、以下の3つの体験が印象的です。
- 自然を満喫できる
- 自分と向き合うことができる
- 食べ物のありがたみがわかる
自然を満喫できる
頂上からの景色が最高
何と言っても、頂上から見下ろす風景は格別です。
壮大な景色は、肉眼で見ることは、間接的に写真で見るのとは全く違う迫力があります。
綺麗な風景を写真に撮るのですが、肉眼で見た風景と比べ得ると圧倒的に見劣りします。
山道も味がある
頂上だけが素晴らしい訳ではないのが登山の良いところ。
切り株に蒸す苔や、木々からの木漏れ日、川のせせらぎや、鳥の囀り、足が竦むような谷など、日常の生活では目にしない風景がそこら中にあります。
自然とは少しズレるのですが、他の登山者のつけている熊鈴が遠くで「チリーン」と微かに聞こえるのも好きです。
正直、まだ、登山初心者なので、ベテランの方々と比べると登るのに必死すぎて、自然を堪能できているとは言えませんが、それでも、自然の中にどっぷりと身を置くことで、心身ともにリラックスできていると思っています。
自分と向き合うことができる
登山初心者なので、毎回、必死になって登っています。
書いて字の如く、「必死」に登ってます。
人間、必死になると、それ以外のことを何も考えられなくなるようで、一切、余計なことは考えなくなります。
とにかく、1歩踏み出す。
余裕がある時は、「頂上まであとどのくらい」とか、「早くラーメン食べたい」とか考えていたのですが、いよいよ余裕がなくなると、ただ、一歩足を踏み出すことに集中しています。
一歩ずつ進んでいれば、必ず到着する。
それだけ、考えています。
個人的には、この作業が、マインドフルネスに近いなと思っています。
登山後のスッキリした感覚は、このおかげではないかと思っています。
食べ物の有り難みがわかる
登山に持っていけるものには限りがあります。
日常のように、お金さえ払えば何でも手に入るような環境ではないのが登山です。
普段、水道水など、価値を感じて使ってはいませんが、登山において水は水道水であっても生命を繋ぐ最も重要なものの1つとなります。
そのほかにも、チョコレートなどの携行食なども、無駄に食べることが許されない大事な食料です。
登山では、口にするもの全て、体が欲している状態で食べるので、本当に美味しく感じます。
特に、美味しいと思うのは、頂上で食べるカップラーメンです。
本当に、病みつきになります。
今まで食べたどんなラーメンより美味しいと思いました。
また、肌寒い頂上で飲む、温かいインスタントコーヒーも格別です。
1本数十円の安いインスタントコーヒーなのですが、「美味しい」と唸ってしまいました。
まとめ
登山には、魅力がたくさん詰まっています。
登山することで、足腰も鍛えられて、非常に良い趣味だと思います。
登山に興味がない人も、登山の魅力を味わったら、きっとまた登りたくなると思います。
何か、新しいことに挑戦しようと思っているなら、登山が最適だとも思いますので、是非チャレンジしてみて下さい!