この記事について

第31回 国家資格キャリアコンサルタント試験 解説を作成しました。

過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。

解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。

問6

正解:1

選択肢1:適切

バンデューラ(Bandura, A.)が提唱した自己効力感を高める4つの情報源は、「遂行行動の達成(成功体験)」、「代理経験(モデリング)」、「言語的説得」、「生理的情緒的状態」です。「言語的説得」は、他者からの励ましや評価によって自信を高めるプロセスを指します。

選択肢2:不適切

自己効力感を高める要因は「成功体験(遂行行動の達成)」であり、「失敗体験」は一般的に自己効力感を低下させる要因となります。

選択肢3:不適切

「転機」はシュロスバーグ(Schlossberg, N. K.)などが中心的に扱う概念であり、バンデューラの自己効力感の直接的な情報源には含まれません。

選択肢4:不適切

「偶然の出来事」はクランボルツ(Krumboltz, J. D.)の「計画された偶発性理論」に関連する用語であり、自己効力感の情報源とは異なります。

問7

正解:2

選択肢1:不適切

プロティアン・キャリアでは、組織による評価よりも、自分自身が自分を尊敬できるかという「自尊心」や「自己適合」を重視します。

選択肢2:適切

プロティアン・キャリアは、組織のニーズに自分を合わせる(何をすべきか)のではなく、自分の価値観やアイデンティティに基づき、自分が何をしたいのかを原動力とするキャリア形成です。

選択肢3:不適切

組織内での地位や生き残りを重視するのではなく、組織を越えて通用する「市場価値(アダプタビリティ)」を重視します。

選択肢4:不適切

「地位や給料」といった客観的な成功指標よりも、本人が納得感や幸福感を得られているかという「心理的成功」を究極の目標とします。

問8

正解:1

選択肢1:適切

ハンセン(Hansen, L. S.)は、仕事、愛、学習、余暇の4つを統合し、個人の人生だけでなく社会全体の幸福も視野に入れた「統合的人生設計(ILP)」を提唱しました。

選択肢2:不適切

ホール(Hall, D. T.)は、キャリア形成の主体者は「個人」であると述べています。組織への忠誠(組織コミットメント)よりも、自己の成長や適応を重視します。

選択肢3:不適切

シュロスバーグの「4Sモデル」の資源は、状況(Situation)、自己(Self)、支援(Support)、戦略(Strategies)の4つです。「Standard(基準)」は含まれません。

選択肢4:不適切

ジェラット(Gelatt, H. B.)の「積極的不確実性」は、変化の激しい未来において、不確実性を排除するのではなく「受け入れる」ことで、直感や創造性を活かした柔軟な選択を可能にすると主張したものです。

問9

正解:2

選択肢1:不適切

サビカス(Savickas, M. L.)の理論は社会構成主義に基づいており、客観的な分析よりも、個人が自分の人生をどのように「主観的」に意味づけ、構築していくかを強調します。

選択肢2:適切

キャリア構築理論では、職業的な自己概念(アイデンティティ)を維持しつつ、変化する環境に適応していく能力(キャリア・アダプタビリティ)を中核に据えています。

選択肢3:不適切

科学的・数量的な分析(特性―因子理論的アプローチ)ではなく、ナラティブ(物語)的な対話を通じて、人生のテーマを見出していくプロセスを重視します。

選択肢4:不適切

「will、can、must」は一般的なキャリア開発のフレームワークであり、サビカスのキャリア構築理論を説明する固有の視点ではありません。

問10

正解:4

選択肢1:不適切

認知行動療法の代表的な提唱者はおらず、認知療法、(ベック)や論理療法(エリス))、など複数の療法が統合されたものが認知行動療法です。ロジャーズは来談者中心療法の提唱者です。

選択肢2:不適切

「してもらったこと・してかえしたこと・迷惑かけたこと」の3つの問いを用いるのは、吉本伊信が提唱した「内観療法」です。森田療法は「あるがまま」を受容することを重視します。

選択肢3:不適切

構成的グループ・エンカウンター(SGE)の代表的な提唱者は國分康孝です。バーン(Berne, E.)は「交流分析(TA)」の提唱者です。

選択肢4:適切

自律訓練法はシュルツ(Schultz, J. H.)が提唱したリラクゼーション技法であり、公式に従って自己暗示をかけることで、身体の弛緩や心理的安定を図るものです。粋な挑戦」「生活様式(ライフスタイル)」を含めた計8つです。

国家試験 第31回 解説リンク集

https://shasha-blog.com/3-31-11-15

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