この記事について
第26回 国家資格キャリアコンサルタント試験 解説を作成しました。
過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。
解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。
1記事5問ずつアップしています。
問:36
正解:2
選択肢1:不適切
レヴィンはTグループ(トレーニンググループ)の創始者であり、対人関係ゲームの創案者ではありません。対人関係ゲームの創案者は田上不二夫(たがみ ふじお)氏です。
選択肢2:適切
サイコドラマはJ.L.モレノが提唱した集団精神療法技法です。
選択肢3:不適切
Tグループはレヴィンが提唱したものです。
選択肢4:不適切
エンカウンターグループはロジャーズが開発したものであり、國分康孝は「構成的グループ・エンカウンター」を開発しました。
問:37
正解:3
選択肢1:不適切
ジョブ・カードは「厚生労働省」が様式を定めており、「生涯を通じたキャリア・プランニング」および「職業能力証明」の機能を担うツールです。「公共職業安定所(ハローワーク)」が様式を定めているわけではなく、また「職業適性証明」ではなく「職業能力証明」が正しい表現です
選択肢2:不適切
ジョブ・カードは「大きく3つの様式(シート)」で構成されています。具体的には「キャリア・プランシート(様式1)」「職務経歴シート(様式2)」「職業能力証明シート(様式3)」の3つです。
選択肢3:適切
ジョブ・カードを作成することで、自分の強みや弱み、能力を整理し、これまでの経験を振り返ることで今後のキャリアプランや目標、やるべきことを明確にすることができます。自己理解や目標設定、キャリア形成に役立つツールとして活用されています。
選択肢4:不適切
マイジョブ・カードで登録した情報は、ハローワークインターネットサービスでの求職登録だけでなく、民間の就職・転職サイトにも登録・活用することができます。API連携サービスを利用して、民間サイトへの情報連携も可能です。
問:38
正解:4
選択肢1:適切
カウンセリングの「見立て」では、クライエントが何に困っていて、それが生活にどれほど影響しているかを把握することが重要です。
選択肢2:適切
クライエント自身が問題にどう向き合い、どのような対処行動をとってきたかを理解することは、見立てを行う上で欠かせません。
選択肢3:適切
問題の発生時期や経過、関与した人間関係や出来事などを整理することは、見立ての基本的なプロセスです。
選択肢4:不適切
見立てを行う際には、クライエントの家族関係や学校・職場での適応状況など、生活環境や人間関係についても把握することが重要です。プライバシーへの配慮は必要ですが、これらの情報を無視することは適切な見立てを妨げます。
問:39
正解:4
選択肢1:不適切
キャリアコンサルティングでは相談者のプライバシー保護が最優先されるべきであり、安心して話せる静かな場所や環境の整備が重要です。
選択肢2:不適切
ラポール(信頼関係)づくりでは、温かい雰囲気や受容的な態度で、相談者が安心して話せる関係を築くことが重要です。「指導関係」や「説得力」よりも、協働や共感が重視されます。
選択肢3:不適切
キャリアコンサルティングにおける最終的な意思決定は、相談者自身が行うべきであり、コンサルタントはその支援をする立場です。
選択肢4:適切
相談の目標や範囲、緊要度などについて、相談者と具体的な合意を得ることは、相談場面の設定において重要なポイントです。
問:40
正解:3
選択肢1:適切
GATBは「制限時間内にできるだけ早く正確に回答する最大能力検査」とされています。
選択肢2:適切
GATBで測定される9つの適性能は、知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さです。
「11種類の紙筆検査」と「4種類の器具検査」で構成。
選択肢3:不適切
GATBの「適性能」は、現時点での基礎的な能力(顕在能力)を測定するものであり、「その職業に就くための訓練や教育を受けた後にうまくやっていけるかどうか」を明確化するものではありません。むしろ、現時点での能力を把握し、職業選択や配置の参考にするための検査です。
選択肢4:適切
GATBの対象年齢は原則として13歳以上45歳未満です。
国家試験 第26回 問1〜50解説リンク集
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