この記事について
第25回 国家資格キャリアコンサルタント試験解説を作成しました。
過去問を解いた際に調べたこと内容を記入しています。
解答は自分で調べたので、間違いがあるかもしれません。
間違え等を見つけた場合は、お知らせください。
1記事5問ずつアップしています。
問46
正解:1
選択肢1:不適切
相談者の視点だけではなく、キャリアコンサルタントの視点、スーパーバイザーの視点など、複数の視点での評価が望ましい。
選択肢2:適切
選択肢3:適切
選択肢4:定説
問47
正解:3
選択肢1:適切
「企業におけるキャリア開発は、企業と労働者の協働の取組として進められるべきものであるが、連続的・長期的なキャリア形成を念頭に見た場合、いわば点と点の細切れの取組となるケースも見受けられることから、専門職としての知見・実践力を生かし、それらを一本に繋ぐようなキャリア形成支援がなされることについて労使 双方からの期待が寄せられる。」としている。
選択肢2:適切
「労働者のキャリア目標の明確化やキャリア形成支援を、実際の総合的な取組や仕組みとその運用を通じて組織全体で実践するためには、キャリアコンサルタントと人事部門あるいは上司・部下関係等組織内におけるキャリア形成に向けた円滑なコミュニケーションの向上を図ることが有効な手段である。 国は企業におけるキャリアコンサルティングの実施支援策として、セルフ・キャリアドックの推進等により、企業の経営層等の理解と実践を促す必要がある」としている。
選択肢3:不適切
「ジョブ・カードは、能開基本計画において、「企業にとっても、個人の職業能力の見える化や人材育成、従業員のモチベーション向上、定着等組織の活性化に役立つツールであり、また、企業内におけるキャリア面談時のコミュニケーションツールとして有用であることから、更に普及を進めていくことが必要」とされている。キャリア形成に着眼して構造化されたフォーマットにより、ライフキャリア全般に亘るキャリア形成を支援するためのツールであり、キャリアコンサルティング場面での活用により効果が増す。」としている。
選択肢4:適切
「年齢階層別に見た場合、高齢者と比較して若年層のほうが、キャリアコンサルティング経験が多いという結果を示すデータがあり、個人へのキャリアコンサルティングの認知度を高めていく場合には、高齢者の雇用継続支援等を念頭に、特に、60 歳以上のシニア層を含む中高年齢層を意識した支援を今まで以上に実践していく必要がある。」
問48
正解:3
選択肢1:適切
選択肢2:適切
選択肢3:不適切
相談者の同意を得ずに個人情報をデータベースに統合し、活用することを示しており、守秘義務に違反する可能性があります。キャリアコンサルタントは、相談者のプライバシーを尊重し、同意なしに個人情報を共有することは避けるべきです。
選択肢4:適切
問49
正解:2
選択肢1:不適切
キャリアコンサルタント倫理綱領は、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会によって制定されたものであり、厚生労働省が公表したものではありません。
選択肢2:適切
キャリアコンサルタント倫理綱領には、キャリアコンサルタントが自らを律するための「基本的姿勢・態度」と「行動規範」が示されています。
選択肢3:不適切
(基本的理念)
第1条3
キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングが、相談者の人生全般に影響 を与えることを自覚し、相談者の利益を第一義として、誠実に責任を果たさなければならない。
キャリアコンサルタント倫理綱領では、相談者の利益を第一に考えることが強調されていますが、事例や研究の公表が相談者の利益と同等であるとは示されていません
選択肢4:不適切
(相談者の自己決定権の尊重)
第10条 キャリアコンサルタントは、相談者の自己決定権を尊重し、キャリアコンサルティン グを行わなければならない
キャリアコンサルタント倫理綱領では、相談者の自己決定権を尊重することが重視されており、非合理な判断と判断して説得することについては具体的に示されていません
問50
正解:2
選択肢1:適切
キャリアコンサルタントは、プロフェッショナルな環境で面談を行うことが望ましいです。レストランでの面談は、プライバシーが確保されず、職業倫理に違反する可能性があります。
選択肢2:適切
ャリアコンサルタントは、クライエントの要望を尊重しつつ、適切な環境での面談を提供する必要があります。相談室の利用可能時間を考慮して日程変更を提案することは、職業倫理に基づいた適切な対応です。
選択肢3:不適切
キャリアコンサルタントは、クライエントとの関係において公平性と透明性を保つ必要があります。サービスと他の仕事を交換することは、多重関係や利益相反を生じさせる可能性があり、職業倫理に違反する可能性があります。
選択肢4:適切
ャリアコンサルタントは、クライエントのニーズに応じた支援を行うべきです。面談をクライエントの趣味ではなく、クライエントのキャリアに関する話題に集中させることが重要です。クライエントの緊張を和らげるための工夫は必要ですが、面談の目的を逸脱することは避けるべきです。
国家試験 第25回 問1〜50解説リンク集
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