2級キャリアコンサルティング技能士試験までの道のり
この記事について
国家キャリアコンサルタント試験から1ヶ月後の2級技能士試験を受けましたので、その勉強過程や考えたことなどを記事にしています。
2級技能士試験の受験を考えている方の参考になればいいなと思います。
学科
国キャリからの連続受験だったので、国キャリの知識をほぼ忘れずに保持できていたため、復習程度の勉強でなんとかなりました。
勉強方法は国キャリの時と特段変わらず、問題集と過去問を解くというものでした。1日50問程度です。
具体的には、自分が作成したサイトを見ながら5問ずつ解いて解答を確認するという流れで進め、合っていても間違っていても解説を読み、記憶が定着するように繰り返しました。
当日の試験結果は過去最高の94点(自己採点)でした。今まで80点台で90点台を取ったことがなかったので嬉しかったです。国キャリと難易度は大差ないため、勉強時間が長かった2級の方が点が高かったのかなと思います。
また、2級の実技(面談)試験は年明けの1月中旬なので、学科試験終了から約1か月空くため、学科とロープレを並行する必要がなく集中できたのも影響していると思います。さらに、国キャリの後の試験で流れがわかっていたため、リラックスして受験できたのも良かった点です。
論述
論述は1週間で4〜5回分の過去問を解くペースで勉強しました。
方法は自分で解いて解答例と照らし合わせながら微調整を繰り返すというもので、その年代・立場・悩みに適したシートや支援機関を調べ、方策部分に反映させる練習を重ねました。
解答形式はリカレント方式をベースにオリジナル要素を加え、型を作って過去問に当てはめるようにしていました。
勉強場所
最初は自宅の勉強机で進めていましたが、集中力が続かず、休憩のたびに寝転んでそのまま寝てしまうことが頻発したため、土日は図書館やカフェへ移動しました。そこで学科過去問と論述をそれぞれ1回分解くようにしていました。だいたい2〜3時間かかります。
この行程をこなせば「1日分の勉強が終わった」と気が楽になり、帰宅後は気が向いたら机に向かい、好きな勉強を自由にやりました。好きな理論家の理論を調べたり、過去問を解いたり。もちろん、何もせずダラダラ過ごす日もありました。
ロープレ対策
国キャリの時は養成講座の仲間と週末の対面ロープレをメインに、オンラインロープレを補充的に行っていましたが、2級受験者はおらず、試験まで対面ロープレは1回もありませんでした。
その分、オンラインロープレに集中。有料支援機関のオンライン会に参加し、学科終了後はほぼ毎日実施し、多い週で11回やりました。基本3人1組でCC、CL、OBの役を1回ずつ担当します。
2級は5事例が与えられるため、CL役も5事例分を自分で作成し、CC役の要望に合わせて演じました。
CL役
ロープレを多くこなすとCL役の機会が増え、その気持ちに没入する経験が積めました。「こんな時、こう質問してくれればいいのに」などの気づきもあり、CL役自体が勉強になりました。
OB役
OB役ではメモを取りながら面談を俯瞰でき、CLの悩みがよりわかりやすくなりました。回数を重ねたことでフィードバックも鋭くなり、この役割も自分のレベルアップに大きく寄与しました。
直前で迷子になる
学科終了後、集中してロープレを繰り返し、2級に求められる面談スキルを身につけるため、2級ホルダーの方々のアドバイスを聞きながら、自分なりの面談スタイルを確立してきました。しかし、本番1週間前頃から「相談者のために、1歩でも前に進むような面談にしたい」という思いが強くなり、結果的に「解決思考」の強い面談をするようになってしまいました。
そのような面談スタイルに対し、CL役の方から「詰められているような気がした」というフィードバックを、立て続けに2人から受け、自分のスタイルを見直すことになりました。
問題解決を急ぐあまり、その人の問題点を探ろうとして粗探しのような質問をしてしまい、CLから見ると尋問されているような面談になっていました。この点をこの段階で知れたことは、私にとって非常に大きな収穫でした。
2級のロープレ練習を始めた当初は、国キャリの流れでそのまま臨んでいたため、「気持ちに寄り添うが展開ができない」という課題がありました。2級では具体的展開が必要で、問題の所在を見極め共有する作業が求められるため、CLへの寄り添いにそこまで多くの時間を割けませんでした。ロープレを重ねるごとに、寄り添いのポイントが少なくなり、感情のこもった言葉をスルーするようになっていたようです。
その結果、問題共有・目標設定・方策提案と時間内に進められるようになりましたが、なんだか深みのない面談になってしまいました。CLによっては尋問のような質問を気にしない人もいたため、うまくいっているように見えたりもしましたが、それが大きな落とし穴でした。
自分の場合、正直に気持ちをフィードバックしてくれるCLだったため、そこに気づくことができました。2級は本当に、CLへの寄り添いと情報収集のバランスが難しく、少しでも偏ると面談として成立しません。
ただし、バランスを崩すなら、CLに寄り添いすぎてしまう方が、解決偏重よりは良いと今は思います。
まとめ
直前で迷子になり、自分のスタイルを見直した経験は、焦りましたが、結果的に良かったと思います。
2級技能士の後期試験は年末年始を挟むため、ロープレ対策に時間を割くことができるので、連続受験を考えているなら、後期がお勧めです。
2級は取り敢えず後回しで国キャリに集中することができます。



