この記事について
キャリアコンサルタント養成講習が終わり、自主勉強期間に突入中です。
自主勉強の一環で、養成講座仲間と集まり、面談ロープレを実施した時の振り返りを書きます。
クライエントの理解について
養成講習の講師の話や、色々な動画を見て共通するのは、クライエントが「どう思っているのか」「どう感じているのか」という感情の部分にフォーカスすると言うこと。
ここまで、トータル10回程度、ロープレをしてきて感じたことは、
ここに注目しないとクライエントとの関係が上澄で終わってしまい、なかなか関係構築を作り上げられない。
と言うことです。
では、どうやって感情にフォーカスするのかですが、
クライエントの発言を丁寧に拾うことです。
何気ない単語などに、そのクライエントの背景や感情が詰まっていることがあります。
「やりがい」なんて言う言葉は、わかりやすいクライエントを表す1つの言葉だと思います。
クライエントがこの言葉をどう言う意味で使っているのか
その意味に着目していくと、リアルなクライエント像がつかめてきます。
ここまでいくと、きっと、面談は上澄ではない、深い場所の話になっていると思います。
言葉を選ぶ
本日のロープレ面談のフィードバックで言われたことについて、とても勉強になったことを書きます。
面談の流れで、クライエントに対して、「自分の軸がない感じですか?」と言う要約をしたことについて、クライエントの内心としては、あまり良い感情を得なかったとフィードバックをもらいました。
そのことをコンプレックスと考えているため、それを受け入れたくない自分がいるとのことでした。
言われてみれば、ストレート過ぎたと感じます。
クライエントを理解したいと思いが強すぎて、自己中心的になり、自分が知りたいと思うことをダイレクトに聞いてしまったのだと反省しました。
ただし、この部分は核心的な部分であるため、触れないと面談が深まらないとも思います。
もしかしたら、「自身の軸がないと感じていらっしゃるんですか?」と聞いたらもしかしたら、捉え方は違っていたのかもしれません。
とても、微妙なニュアンスなのですが、相手がどのように捉えるかと言う部分に細心の注意が必要なんだなと、改めて感じた出来事でした。
話を聞く表情
また、自分の面談をしている表情に対するフィードバックもありました。
少し、面談がうまくいっていない状況で、無意識に眉間にシワが寄っていたとのことでした。
全然、自分でも意識していなかったので、びっくりしました。
その表情をどう捉えるかは、クライエント次第であるとは思いますが、気をつけるべきところであると感じました。
無意識であるが故に、なかなか矯正は難しいなと思いますが、意識してみます。
ただ、そこに意識が集中してしまうと、面談内容を聞き逃すこともあり得るので、そこは注意しなければいけないなと思いました。
まとめ
ある程度、面談についての知識が深まったところで、ロープレ面談をすると、色々と学びが多く、勉強になるなと思います。
養成講習で実施した時は、15分間話すことでいっぱいいっぱいでしたが、少しずつ、クライエントを理解しようとする意識が保てるようになってきました。
面談の見栄えを良くするためではなく、クライエントのための質問。
面談の全ての時間がクライエントのためになるように面談をコーディネートできるよう心がけていきたいと思います。