この記事について
ロープレ面談実施後の振り返りを綴っています。
本日は、9回目の面談ロープレに参加した時の感想を書きます。
今回は、オンラインロープレで、オンラインは通算3回目です。
大体、週に2回から3回のロープレをしています。
課題1 クライエントに集中する
前回、「オブザーバーから見えるもの」があると言うことを書きましたが、コンサルタントとしてクライエントと対面しているとそれが見えなくなります。
冷静になって振り返ると、クライエントの感情のこもった言葉をどう深めていくかがわかるのに。
これは、きっと、クライエントのことをしっかり見ていない。クライエントに集中していない状態。
矢印が自分の方に向いているから、そうなるんだろうなと思います。
感情を捉えよう。とする思考は、自分が中心となった考え。
そうではなく、クライエントはどう考えているのか。
どう言う意味で、その言葉を選んで使っているのか。
そういう視点で見ることができなかったのだと思います。
もっと、クライエントに集中すること。
これを意識して次回は挑みたいです。
課題2 後半のクローズドクエスチョンの多さ
前半については、課題であった、伝え返しは出来ているというフィードバックを貰えました。
意識して、丁寧に伝え返しをするようにしました。
ですが、
来談目的→来談目的の詳細→クライエンの感情のこもった言葉に対する質問
くらいまでは伝え返しが出来ているのですが、クライエントの内心を傾聴する頃になるとクローズドクエスチョンが多くなります。
自分の癖は、相手のことをわかった気になり、「◯◯みたいな感じですかね?」と先回りして聞いてしまうことです。
これが、クローズドクエスチョンのが多くなる理由です。
面談をしているときも、「また、クローズドになってる。」と思いながら、話している時もありました。
クライエントに話してもらう聞き方を練習し、自分の癖を抑えるように工夫しないといけないなと思います。
これも課題として意識し次回のロープレに望もうと思います。
課題3 話すスピード
今日は、話すスピードについて、フィードバックをもらいました。
もっと、ゆっくり進めたほうがいいようです。
元々、早口なので、普段からゆっくり話す練習をしたほうがいいかもしれないなと思いました。
話すスピードも課題ですが、「間」ももっと取った方がいいなと思いました。
自分の面談は、若干、クライエントの話終わりに被せて質問をする時がありますので、クライエントが話し終わってからの「間」を十分とるようにしたいなと思います。
課題4 共感的理解
共感的理解とは、カウンセリングなどの対人援助において、話し手(クライエント)の感情や内面世界を、まるで自分自身が体験しているかのように感じ取りつつ、同時に自分自身を保ち距離を取る姿勢を指します。
前の記事で労いと言う部分が足りないと書きましたが、今回も同様に労いが足らなかったと反省しています。
そして、共感的理解をもう少し意識した方が良いとアドバイスをもらいました。
クライエントの世界を体験するという感覚がまだまだ低いようです。
頭で理解していて、それが大事だと言うことがわかっているのですが、クライエントの世界に入り込めず、自分の世界からクライエントを見ている状態が多いように感じます。
これももっと練習を重ねて、その感覚を常に持てるようになるよう頑張ります。
課題5 体全体で話を聞く姿勢
今回、一番特徴的だなと思ったアドバイスがあります。
もっと、体全体で話を聞いた方が良い
こんなアドバイスをもらいました。
話を聞いている姿勢が、硬直的で動きが少なかったようです。
頷きも、大きく頷いたり、メリハリをつけた方がクライエントに傾聴の姿勢を示せるとのことでした。
確かに、動かずに聞かれるより、体全体で「うんうん」としてもらったほうが、なんだか、どんどん話してしまうような気がしますね。
これも次回意識するようにしたいです。
まとめ
今回は
- もっとクライエントに集中する
- 後半のクローズドクエスチョン
- 話すスピード
- 共感的理解
- 体全体で話を聞く姿勢
この5つの課題を発見しました。
意識して次のロープレに望み、自分とクライエントが共に満足いく面談ができるように頑張りたいと思います。