実技(面談)

ロープレ面談(オンライン) 26回目

この記事について

ロープレ面談実施後の振り返りを綴っています。

本日は、26回目の面談ロープレに参加した時の感想を書きます。

今回は、オンラインロープレ(通算11回目)です。

大体、週に2回から3回のロープレをしています。

ロープレ回数

  • 対面:15
  • オンライン:11
  • 通算:26

課題 レポート形式ではなくライブ形式に

前回のホルダーさんとの1on1面談の時に言われたライブ形式を意識して臨みました。

今回のケースは解雇対象となり心の整理がつかないというもので、その状況を夫に相談する場面で試してみました。

レポート形式とは異なり、その場に居合わせるような感覚になれます。

そして、クライエントは会話形式で話してくれるので、気持ちの微妙な感覚も伝わります。

レポートにすると、どうしても気持ちの詳細部分については、カットされてしまい、大雑把な、切り上げられた簡潔なものとなってしまいます。

これはこれで、状況等を整理するのには役立ちますが、関係構築をする上では、その時の微妙な心の変化をとらえる必要があるので、ライブ形式はとても効果的です。

ライブの時の方が、感情ワードが多く出てきますので、その言葉の広いチェーントーキングすることで、深く深く、クライエントと関われるようになると思います。

すごい傾聴

このライブ形式の話を聞いたときに、おすすめの本として「すごい傾聴」を紹介いただきました。最初は図書館で借りようとしましたが、試験までに順番が回ってこなさそうなので、購入し読みました。

そこに、ライブ形式の面談のことが詳細に書いてあり、このことを言っていたんだなと、理解が深まりました。

関係構築が苦手な方は、「すごい傾聴」を読んでみてください。

ライブ形式以外にも面談に役立つことが多く書いてありますので、とても参考になります。

クライエントのコントロール

今回の面談でフィードバックを頂いた点で、少し疑問を感じることがありました。

それは、来談目的を端的に話された後、私は、「オープンに絞らずにクライエントに問いかける」ことを意識しています。

絞ってしまい、失敗をしたと感じたことが多々あります。(過去の記事を参照してください)

が、今回は、絞って問いかけた方がいい。とのアドバイスを頂きました。

真逆のアドバイスで、そういうやり方でうまくいくこともあるんだな。と思いました。

ただ、自分は、その絞った内容がクライエントの話したい内容かどうかが見極められないので、絞らずに問いかけをしたいなと思います。

また、そのように質問することによって、CCがクライエントをコントロールできるから、などとお話をされていて、自分の立ち位置と大分違うなと思いました。

コントロールの必要性

ここで疑問がわきます。

クライエントをコントロールする必要はあるのでしょうか?

確かに、試験ですので試験クリア条件を達成するために面談を進めなければいけないと思います。

ただ、ただ、聞いているだけでは試験にならない。

理解できます。

でも、私がこれまで習ってきたのは、その話したい気持ちにさえも寄り添う態度だと思います。

そのたくさん話をされるクライエントの背景を探る必要があるのではないでしょうか?

たくさんしゃべるということ自体にも色々ヒントがあり、クライエントを理解するための重要な情報だったりするのではないでしょうか。

例えば、

  • その出来事に対して、たくさんの思いや感情があるから、たくさん話されるのではないか。
  • 誰にも話せない状況があったのではないか。
  • 話すことで、精神を安定させたいのかもしれない。
  • 話すことが好きなクライエントなのかもしれない。

これだけでもこれだけの推測ができます。

話したいことを話しているのだから、まず、そこからこれからの見立てを使える情報を拾うことの方が、私は有益に感じます。

話したい話なのに、途中で話題を切り上げられたら、私なら不満に感じるかなとも思いました。

2級では必要な視点

ですが、2級の勉強をしていると、なんともそのようにはいかないようです。

2級については、関係構築は当然必要ですが、問題の把握〜方策まで進まなければならず、意図を持って、ある程度コントロールした進め方が必要になるようです。

国キャリの場合は、とことん寄り添うことを教えられますが、2級はそれは主に前半。

それ以降は、問題の把握に必要なことを意図性を持って聞いていく必要があります。

無駄な質問をすると、全然間に合わなくなります。

このような視点を考えると、ある程度のコントロールは必要なのかもなと思いました。

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