この記事について
ロープレ面談実施後の振り返りを綴っています。
本日は、17回目の面談ロープレに参加した時の感想を書きます。
今回は、オンラインロープレ(通算7回目)です。
大体、週に2回から3回のロープレをしています。
ロープレ回数
- 対面:10
- オンライン:7
- 通算:17
絶不調
最近、調子が良かったロープレですが、今回のオンラインでのロープレはダメダメでした。
質問は散らばり、面談は深まらず表面的なことばかりなもので終わってしまっている。
また、深められるポイントをスルーしてしまっていました。
なぜ、そのポイントをスルーしてしまったのか。
今、振り返ってみると、「うまくやらなければ」みたいなことを考え、CLに集中していなかったのではないかと思います。
あれも聞かなければいけない、これを聞かなければいけない。という、「ねばならない」が出て来てしまい、その質問をすることが目的であったように感じます。
主訴の見誤り
今回のケースでは、上司から昇進の打診があり迷っているという内容のものでした。
ここで自分は、なぜ迷っているかについて、勝手に「管理職になりたいのだけれども、何か引っ掛かりがあって承諾できない」という見立てをたてました。
一見、間違っていないように思いますが、「管理職になりたい」の部分が厄介です。
本来、CLの管理職への思いを聞かなければいけなかったと感じます。
どのような思いをその管理職に対して持っていて、何があって、悩んでいるのか。
目指す先とそのハードルを確認しなければいけなかったと反省しました。
ここがズレると面談も微妙にずれ、それに従い質問も微妙にずれていきます
わかった気にならず、詳細にCLの内的準拠枠を理解する必要があるなと改めて思います。
この「わかった気にならない」という技術が非常に難しい。
気づかないことを気づくこと。
これができれば、面談はもっと安定的に進められそうですね。
どうしてそのように思うのか
CLの語りをそのまま受け取らず、「どうしてそのように思うのか」を意識して話を聞く必要があります。
この「どうして」が迷いのど真ん中であれば、「どうして?」「どうして?」と面談を深めていくと、CLの悩みの本質に辿り着くと思います。
本質ではない枝葉の部分を深めても、CLとしては気分は良くありません。
この感情は、自分がCL役をやっている時に感じました。
枝葉の部分の気持ちを深ぼったりされると「そこじゃないんだけどな。別に話したくないんだけどな」って内心思ったりしています。
ですので、「どうして?」とチェーントーキングする時は、悩みの中心部分を見立てなければいけないのですが、それができる時と、できない時があって焦ります。
来談目的で、悩みの真ん中をまず捉え、その中心に傾聴し、その過程で主訴が変わり始めた際は、改めて「○○で悩んでいるということでしたが、もしかして、⬜︎⬜︎が気になっているということでしょうか?」というように、見立てた主訴に更新をかけていく感じがいいかなと思います。
やらかした面談の方が学びが多い
今回、久々に凹んだロープレでしたが、その分、学びが多かったです。
「わかった気になる」ことの怖さを再度確認できました。
この「わかったつもり病」をどのように対処していくのか、克服していくのかが、これからの課題だと思います。
病が克服できるよう、1回でも多く練習を重ねていきたいと思います。



