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わたしと読書

この記事について

40歳になるまで、読書とは無縁の人間が、読書を始めるようになって4年目となりました。

私と読書について、取り止めのない話をしようと思います。

読書は、今までやってきた趣味の中で一番、初めて良かったと思える趣味です。

人生に生きづらさを感じている人。人生に閉塞感を感じている人。

ぜひ、読書を騙されたと思ってしてみて下さい。

きっと、人生を歩むためのヒントがあるはずです。

この記事を読んで、是非読書の良さを知ってください。

読書をして一番良かったと思えること

読書をしたことで得た一番おおきいメリットは

「論理的思考力が身についたこと」

です。

この能力は、仕事をする時や、人と話をするときなどに非常に役に立ちます。

話の前後関係、自分の立ち位置、状況判断など、物事を細かく分解して考えられるようになったと思います。

最近は、「論理的」と周りからも言われるようになってきました。

デメリットは、理屈っぽくなることや、矛盾に気づきやすくなり、気になって突っ込んでしまい、細かい奴だと思われることです。

論理的だと仕事ができるように見える(みたい)

論理的な人は、自分の周りにはあまり多くいないということを知りました。

それもそのはず。読書を定期的にする人は、圧倒的に少数派です。

なので、論理的に話したつもりでは無いのに、「論理的」というイメージがつきます。

こちらは、細かく順を追って話しているだけなのに。

そうすると、なぜか、仕事ができる風に見えるらしいです。

全然、仕事は出来ないのに(笑)

人生を考えるきっかけになった

読書を進めるうちに、哲学に辿り着きました。

自分の人生について考えるのに、哲学は非常に役に立っています。

読書を始める前までは、幸せという概念を考えても、

「家族と一緒にいる」「家族の笑顔」「豊かな暮らし」「自由な暮らし」

など、ステレオタイプ化された幸せしか思いつきませんでした。

幸せってなんだろう。

と考えた時に、全然、何も出てこなかったことに衝撃が走ったのを今でも覚えています。

「幸せとは何か」の答えは幸福論に書いてあると思っていた

読書を初めてまもない時、「幸せとは何か」の問いの答えを知るべく、幸福論に手を出しました。

三大幸福論の1つ、アランの幸福論を手に取り読み始めたのですが、自分の思っているのとは違ってました。

もっと、バッチリ、「幸福とは」が書かれていると思いましたが、全然違いました。

そこから、セネカの「人生の短さについて」などを読み、少しずつ哲学書を読むようになっていきました。

読書を進めるうちに、「幸福」って、そんなに簡単なものじゃないぞ。って思うようになり、幸福を含めた人生について、考えるようになりました。

ちなみに、「幸福」の答えは、まだ、自分の中では答えは出ていません。

当初の目的

読書を始めた時の目的は、「論理的思考力」が欲しかったからでは無いです。

読書で得たい知識があったというわけではなく、

「成功者した人は本を読んでいたから」

読書をすることにしました。

読書を始めたときは、自分が何も持っていないことに気づき、資産形成やら、自己啓発やらを手当たり次第やっていた時です。

最初はYouTube

最初は、YouTubeの本要約動画で済ましていたのですが、自己啓発系の動画を見ると、ほとんどの人が「一番効率のいい投資は読書だ」と言っていたので、流されやすい自分は、本要約動画で見た本を買って読むようになりました。

最初のうちは、本から知識を得るというよりは、本を読むこと自体が目的でした。

今もそうですが、なんとなく読みたい本の乱読です。

当時は、自己啓発系やビジネス系の本が殆どでした。

今振り返ると、本当にこの時に読書をするようになって良かったなと思います。

読書がなければ今の自分はいない

読書をしてなければ、今の自分は絶対にいないと思います。

きっと、今ものほほんと暮らしていたでしょう。

もしくは、ミッドライフクライシスに悩んでいたのではないでしょうか。

読書があったからこそ、それがどういうものなのか。どういう作用で起こるのか。を知っていたので、余計に怖がることはなかったです。

実際に、ミッドライフクライシスによる心境の変化はありました。

それも、教科書通りに(笑)

これは、ミッドライフクライシスをあらかじめ知っていたことによって、そのバイアスでそのような効果がでた、いわゆるノセボ効果なのかもしれませんが、その心境の変化にうまく対処することができたと思います。

そして、最近、沢山作ってきた点が、少しずつ繋がっていくような、そんな感覚さえあります。

まとめ

今回は、わたしと読書の関係についてお話ししました。

今年は、キャリアコンサルタント試験の影響で予定通りの読書ができないかもしれませんが、できる範囲で読書していきたいと思います。

一人でも多くの人が、私のように、読書で救われるといいなと思います。