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この記事について
専門実践教育訓練給付金を受給するあたり、ジョブ・カードというものを作成しなければいけないみたいです。
この言葉も、今回、初めて知ったので、何者なのか調べてみようと思います。
ハローワークで受けるキャリアコンサルティングは、このジョブ・カードの作成支援のためのもののようです。
ジョブ・カードとは
ジョブ・カードは、厚生労働省が様式を定め、「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」の機能を担うツールとして広く普及を進めています。
キャリアコンサルティングなどの相談支援の場面でも用いられ、学生、在職者、求職者など幅広い方の求職活動やキャリア形成にジョブ・カードが役立ちます。マイ・ジョブカードHPより https://www.job-card.mhlw.go.jp
ジョブ・カードの役割
自分の情報を整理し見える化することで、キャリアコンサルティングを効果的に実施できるようにする役割や、自己分析に役立てることができるようです。
考えてみると、就職してから、今まで自分の棚卸しってしていなかったなと思います。
キャリア・プランニングの支援
ジョブ・カードは、個人が生涯にわたってキャリアを計画するための情報を整理し、蓄積するためのツールです。
これにより、職業経験や訓練歴を振り返り、今後のキャリアについて考える手助けをします。
職業能力の証明
免許・資格、教育・訓練歴、職務経験などを記録し、求職活動やキャリアコンサルティングの際に活用できるようにすることで、個人の職業能力を「見える化」します。
これにより、履歴書や職務経歴書の充実を図ることができます。
ジョブ・カードの事前作成
ハローワークが実施するジョブ・カード作成のキャリアコンサルティングを受けるまでに、事前にジョブ・カードを作成しておく必要あるようです。
必要な様式は4つ
様式1 キャリア・プランシート
このシートは個人のキャリアプランニングに使用されます。
記入する内容
- 価値観、興味、関心事。
- 将来取り組みたい仕事や働き方について
- これから取り組むこと
様式2 職務経歴シート
このシートは過去の職務経験を詳細に記録するために使用されます。
記入する内容
- 期間、会社名、所属、職名、雇用形態
- 職務の内容、職務から学んだこと、得られた知識・技能等
様式3 職業能力証明シート
このシートは教育機関での学習や職業訓練の経歴を記録するために使用されます
また、このシートには3−1(免許・資格シート)と3−2(学習歴・訓練歴シート)の2種類を作成する必要があります。
様式3−1(免許・資格シート)には、取得した免許や資格を記録するために使用され免許・資格の内容等の詳細、名称と取得時期、実施・認定機関の名称等を記載します。
様式3−2(学習歴・訓練歴シート)には、教育機関での学習や職業訓練の経歴を記録するために使用され、中学校から大学院まで、また職業訓練や資格取得のための学習した期間、教育・訓練機関名、学科(コース)名を記入します。また、教育・訓練の内容とともに、学んだこと・得られたことも記述します。
まとめ
ジョブ・カードとは休職・転職などの際のキャリアコンサルティングをスムーズかつ的確に実施するための情報の塊ようです。
情報量が多く、片手間にササっと作れる代物ではなさそうです。
ある程度、埋められるところは埋めて、ハローワークでのジョブ・カード作成支援コンサルティングを受けながら作成していく必要がありそうです。
ジョブ・カード作成支援コンサルティングは1回60分から90分なので、その時間で白紙の4枚の様式を完成するのは難しいと思います。
1回で作成が終わらない場合は、2回目のコンサルティングもあり得るみたいです。
実際に、ジョブ・カード作りましたらまた、レポートします。